最強の農起業!を読んで

私が2017年の6月頃に読んだ本の中に、「ブルーベリーファームおかざき」のオーナーである、畔柳茂樹さんの著された「最強の農起業!」という本があります。

私にはとても共感する内容が数多く書かれていましたので、記事にしました。

畔柳茂樹さん(著者)の経歴

この本の著者である畔柳さんは、早稲田大学卒業後、自動車部品メーカーで有名な「株式会社デンソー」に入社されました。40歳で事業企画課長に就任するものの、ハードワークの日々に疑問を持つようになって、45歳で年収1千万円のエリートサラリーマンのキャリアを捨てて、「ブルーベリーファームおかざき」を設立しています。

今では、年間60日の営業日数でサラリーマン時代の年収を上回るようになるとともに、サラリーマン時代には味わえなかった「自由」を手に入れています。

上でも紹介しましたが、「最強の農起業!」の本は「営業日は年間60日で年収2000万円!」というインパクトのあるキャッチコピーで販売されています。

私自身は著者の畔柳さんのような華やかな学歴やキャリアは全くありませんが、大きく共感することとして以下の3点があったので、迷わずにポチッとして書籍を注文しました。

  • メーカー勤務のサラリーマンだったこと
  • 40代でサラリーマンから全く異なるキャリアを歩み始めたこと
  • 人生100年時代に80歳まで働くことを考えた時に、20歳前後から80歳まで同じ会社で働き続けることに疑問を感じていること

印象に残ってる内容

この本は、どのようにしてブルーベリーファームを立ち上げて軌道に乗せていったかというHow to に関する記述が多いのはもちろんなんですが、それ以上に、独立や起業を志した時に考えるべきことや、働き方に対する考え方など、私にとって示唆に富んだ内容が多かったです。

そして、私がこの本の中で何よりも印象に残っているのは、後半に出てくる以下の一節です。

会社に魂を売ってはいけない、誇りや自尊心を捨ててはいけない。まだあなたは十分輝ける。

畔柳茂樹著:最強の農起業!:236ページより一部転載

私は、この一節を読んだ時に、涙が出てきました。

幼い頃から、私は両親や祖父母や学校の先生達から、いつも褒められて育てられてきました。褒めながら育ててくれたことに対しては、とても感謝していますが、いつの間にか他者の目(≒他者からの評価)を必要以上に気にしながら、生きる習慣がついてしまったのかも知れません。

なので、「会社に入ったら、そう簡単に辞めてはいけない」とか「両親にとって自慢の息子であり続けること」という価値観に、自分が知らないうちに強烈に縛り付けられて生きてきたような気がします。

例えば、入学、就職、結婚という比較的大きな人生の選択肢に対して、私は自分自身でしっかり決断してきたつもりでした。

ところが、それらの決断は、自分自身でした訳ではなく、誰かからの視線や評価という自分以外の価値基準によって決めてきただけではないかと思ったぐらいです。

また、「会社」では、会社の中でしか通用しないような尺度で、自分が評価を受けているにも関わらず、その評価結果に一喜一憂し、特にその結果がダメな時は「誇りや自尊心」までズタズタにされてきました。

私はまさに、会社に魂を売りかけていました。誇りや自尊心は、どこかに吹き飛んでいきそうです。

なので、上で紹介した一節を読んだときには、本当に涙がボロボロ溢れてきたのです。

「ああ、自分は相当無理してここまで来たんだな」

「これからの人生は自分が本当にやりたいこと、心から楽しめることをやろう」って思いました。

まとめ

今の環境の中で順調な人生を歩んでいる方には、この本はあまり必要ないでしょう。

ですが、私のように40代になると、順調でない人生になっている方も多いのかもしれません。特に私たちの世代は、比較的人口の多い世代ですから、常に競争社会の中で生きてきたような気がします。何らかの事情で、挫折感に苛まれている方も相当いらっしゃると思います。

そんなあなたに、この本はオススメです。

私はこの本をこれからも何度も読み返すと思います。だって、元気が出ますから。

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