以前書いた記事で、シューズドクターを使って革靴のかかとを修理する方法を紹介しました。
かかとのすり減った部分に黒いパテを盛り付けるだけですので、比較的簡単に修理することができます。
ですが、パテを盛り付けた部分をきれいに平らにするのは結構難しいですよね。
ヘラの使い方に慣れないうちはガタガタになってしまうことも多いと思いますが、どれだけ熟練しても小さなデコボコがついてしまいます。
このページでは、僕が発見したシューズドクターのパテの盛り方を紹介します。
まずは結論から
靴底面(上の写真では右斜上)が以前に比べると平らになりましたが、まだまだですね。。
というのも、シューズドクターの乾燥が不十分で、剥がれてきてしまったからです。
パテを盛り付ける時に靴底面を平らにする方法
使う道具はシューズドクターに付属しているプラスチック製の薄い板です。
説明書では靴底の側面をぐるっと回す感じで取り付けるのですが、パテを盛り付けた後で、下の写真のように靴底にもプラスチック板を貼るのがポイントです。
上の写真のようにプラスチックの板を靴の底面に貼り付けることで、比較的簡単に平らな面を作ることができます。
このようにプラスチックの板を靴の底面に貼り付けるためには、カカトの周りにプラスチックの板をつけるときには、「ツライチ」に貼り付ける必要があります。
こんな感じです。
↓
今回の補修は今ひとつでした 失敗した部分も多いので反省点
反省点その1
靴底にもプラスチックの板を貼ったことによって、パテの乾燥に時間がかかるようになります。特に寒い時期にこの作業を実施する場合は、通常の倍ぐらいの時間かけて乾燥させた方が良いと思います。
乾燥が不十分だと、プラスチックの板を外す時、パテがくっついてきてしまいます(今回の僕のケースがまさにコレ)
反省点その2
反省点というよりは改善点ですが、せっかく靴底面にプラスチックの板を貼り付けるなら、パテを盛り付けた部分全体に貼り付けたほうが、よりキレイに仕上がるはずです。
次回シューズドクターを使う時は、靴底の形より一回り大きいくらいにプラスチックの板を切って、パテを盛り付けた部分全体にプラスチックの板を貼り付けようと思います。
さらにキレイに仕上がるはず。。
次回、シューズドクターで靴のカカトを補修する時は、もっと完成度の高いものをお見せします。
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