Anker(アンカー)のサブブランドであるEufy(ユーフィー)が提供する「Eufy SoloCam S340」は、屋外用防犯カメラとして注目を集めています。
例えばAmazonでは、僕が購入した段階では「過去1か月で4000点以上販売された」と表示されていますので、ベストセラーとなっている防犯カメラの一つと言ってよいでしょう。
amazonのサイトより引用
モーショントラッキング、ソーラーパネル搭載、3K高画質、360度監視、
しかし、セール時でも20,000円近い高価格帯であることやいくつかの課題も存在します。
》【Yahoo!ショッピング】Anker(eufy)防犯カメラ
Eufy SoloCam S340の特徴:何がすごい?(メリット)
僕が感じたEufy SoloCam S340の良さは以下の4点です。
- デュアルカメラ
- AIによるモーショントラッキング
- ソーラーパネル
- サブスク不要
デュアルカメラ(広視野角&望遠の組み合わせが秀逸)
3K解像度(
車のナンバープレートや人の顔をはっきり確認できるのは大
普通の写真としても使えるぐらいの画質の綺麗さには驚きました。
さらに、360度パン(水平回転)
カメラ真下のエリアの撮影もできることがポイントです。
1台で庭や玄関、
AIモーショントラッキングでカメラが不審者を自動追尾する機能は防犯性が高い
AIモーショントラッキングとは、カメラが人を検知すると自動的にカメラの角度を動かして人を追尾する仕組みです。
これはいいですね。
自分がカメラに捕捉されていることが明確に分かりますので、防犯効果が大きいです。
不審者にとって、カメラがジリジリと自分の方向を向くのは不気味ですからね。
また、人を検知するとEufyアプリを通じてリアルタイムに通知を受け取れるの
ただし、家族が玄関から出入りする度にスマホに通知が出るのは邪魔くさいので、僕は通知を一旦オフにしています。
ソーラーパネルは十分な発電効率(発電状況のグラフが面白い)
SoloCam S340のカタログ上のスペックは、1日の発電量が800~1200mAhに対し、1日の電力使用量が100~200mAhなので、常に満充電になる計算です。
実際は、曇りや雨の日もありますし冬の間は日照時間も少なくなるので、数か月使ってみてから再度レビューするつもりです。
面白いのは、アプリの「バッテリー管理」でソーラー充電状況のグラフが見られることです。
このグラフを見ると、「今日はよく充電した」とか「今日は雨だったから全然充電しない」とかが分析できて面白いです。
サブスク不要(ランニングコストは0円)
僕は他社の防犯カメラも使っていますが、本機はサブスク不要で十分な使用ができることが特徴として挙げられます。
他社製の防犯カメラだと、アプリで課金が必要だったり、クラウド上でデータを保存するための費用として毎月XX円の費用が掛かったりすることがありますが、Ankerの場合はサブスクが基本的に不要です。
本体に8GBの記憶容量を備えており、普通に使うには十分だと思います。(SDカード等で容量を増やすことはできません)
外箱にも「No Monthly Fee」と書いてあり、サブスク不要であることをAnkerがアピールしていることが分かります。
Eufy SoloCam S340の特徴:今一つと感じた点(デメリット)
僕が今一つと感じた点(デメリット)は3つあります。
- アプリの使い方が分かりにくい
- ライトの光量が弱い
- 価格が高い
アプリの使い方が分かりにくい
取説には設置方法しか書かれていませんので、本機の設定や操作はアプリを見ながら試すしかありません。
ある程度は直感的に設定や操作ができましたので問題なく使えていますが、いまだに細かな機能や設定の意味が分かっていません♪
例えば、外箱の写真を見ると、スマホの画面上に2つの画面(広角レンズと望遠レンズで撮影した画面)が同時に表示されていますが、デフォルトでは1画面しか表示されません。
僕はスマホに2画面表示させる方法を見つけるまでに2日かかりました(汗)
購入3日後に何気なくAnkerの公式ページを見ていたら、なんとマニュアル(アプリ操作ガイド)がありました♪
せめて、外箱とかに公式ページのマニュアル参照とかってQRコードなどを付けてくれたら親切なのになぁ。これじゃ、マニュアルがあること気が付かないよ>Anker
PCからでもスマホからでもマニュアルを読めますので、一度見ておくことをおすすめします。設定方法や機能の詳細の理解が進みます。
ライトの光量が弱い
夜間にライトが点いていなくても十分な画質が得られていますので、これも些細な問題かもしれません。
ですが他社の防犯カメラと比較すると、ライトの光量が弱く感じます。
このライトは人や物を照らすというよりは、防犯上人を検知すると光るもの(点滅します)と考えた方が良いかもしれません。
価格が高い
他社製(某国モデルが多い)のラインナップを見ると、1万円を切っている防犯カメラも多いですし、売れ筋ランキングを見ても1万円前後のモデルが多い中で、本機の2万円は結構高い部類に入ります。
ですが、防犯カメラという商品の特性上、信頼性の高いメーカーを選ぶことを僕は推奨します。
- いざという時に、ちゃんと動画が録画できているか?
- 自宅のWi-Fiやスマホと接続したときにセキュリティ(バックドア)は大丈夫か?
Ankerは中国製のメーカーですが、日本法人もありますし、製品の安全基準や技術認証などもクリアしています。
先日はAnkerの充電器でリコールがありました。
リコールがあったのは残念ですが、別の見方をするとちゃんとリコールをする会社であることの証でもありますので、僕はAnkerをある程度信頼しています。
以上のことから、本機の機能と信頼性を考えると2万円のコストは見合ったものと考えます。
Anker(eufy)の防犯カメラが設置されている家への侵入に対する牽制になることも期待したいですね。
まとめ(総合評価)買う価値はあるか?
あなたの自宅の防犯性を上げる目的は十分に達成されますので、買う価値はあると断言します。
このカメラを設置した後で、家族が「これなら安心」って言ってくれたことが何よりの価値です。
防犯カメラって設置目的を時間軸で分けると2つに分類できます。
- 不審者に自宅への侵入を断念させる
- 不審者が自宅に侵入した時に証拠となる動画を残す
個人的には、前者(自宅への侵入を断念させる)の方が重要だと思っています。
そういう意味では、Ankerというブランドの信頼性やモーショントラッキングの機能を持った本機の防犯効果はかなり高いので、あなたが防犯カメラを設置する目的を十分に達成してくれるでしょう。
ただし、ポイントを考慮しても20,000円前後の高価な防犯カメラですので、amazonプライムデーや楽天スーパーセールなどで割引されるタイミングを見計らって購入することをおすすめします。
各サイトを少しチェックするだけで、お得感が全然変わってきますからね。
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