前編の机に続いて、本棚もDIYしました。
本棚の骨組みの材料選定
本棚の支柱や梁として用いたのは、自宅にもともとあった鉄製の棚の支柱(アングル)です。
ホームセンターでよく販売されている鉄製ラックを分解して、柱だけを使うことにしました。
家の近くのホームセンターですと、2,980円ぐらいで買えますので、amazonのはちょっと高いですね。。
(紹介しておきながらスミマセン>amazon様)
この棚は、かれこれ8年ぐらい使ってきたものです。何故か、自宅にはこの棚が3個あります。安かったので、調子に乗って3つも買った記憶がありますが、部屋が猛烈に狭くなりました(汗)
今までは、このうちの2個を机の両脇に置いていましたので、妙な圧迫感がありました。
本棚で何より大切なのは強度だと思います。間口の広い本棚に本を乗せていくと、一段で軽く100kgを超えるぐらいの重さになりそうですので、柱だけではなく、棚の強度も必要だと思います。
この棚は偶然にも柱の長さが1800mmちょうどでしたので、組み付ける時の遊びを考慮すると、OSB合板の横幅寸法(1,820mm)にピッタリ合います。そこで、最初の写真のようにアングルを水平方向に渡して、棚板を受ける梁としても使いました。
狭い部屋での組立はとても大変
部屋が広ければ、骨組みを全て作ってから搬入すればよいのですが、狭い部屋にちょうど合う寸法に収めようとしたので、狭い隙間に一つずつのパーツを組み込んでいくのがけっこう大変でした。
スパナを回そうとしても、工具を入れる隙間さえ確保するのが難しい場所でした。
机と本棚を部屋のサイズに隙間なく作り込むことのメリットは、地震対策にもなることです。地震がきても、本棚を机が支えてくれそうです。
棚板をどの高さに設置するかはポイントの一つ
本棚を作る時のコツの一つは、
「どの棚に、何を収納するか?」を考えて、棚板の高さを決めることだと思います。
A4サイズのファイル、単行本、新書、文庫等、本やファイルには様々なサイズがありますよね。
出来る限り、無駄な高さの棚を無くすために、実際に収納しようとしている現物を置きながら棚板を設置する高さを決めていきました。
今までは、棚板が黒の鉄製のものでしたが、今回棚板をOSB合板にすることによって、とても明るい部屋に様変わりしました。
上の写真は、日中に撮影したものですが、照明を点けていません。自然光だけでこれだけ明るくなったのは嬉しい誤算です。
机に続いて、本棚の製作でも誤算が。。。
シンプルな机をDIYした時には棚板の強度が不足して、急遽補強する必要が生じました。
今回の本棚の製作でも、作っていくうちに「アレ?」ってなりました。。。
今持っている鉄製の支柱の数:4本×3セット=12本
今回必要な支柱の数:垂直方向の柱4本+棚板受け用の梁2本×5段分=14本
14−12=2
はい、2本足りません。。。
なぜ、もっと早く気が付かなかったんだろう。
上の写真でよく見て頂くと、上から2段目と3段目の棚の手前の梁が無いことが分かります。
出来る限り出費を抑えたいので、新たに支柱だけを買うことは避けていです。
そこで、梁の代わりに、余っていた20mm程度のサイズのL字型の金物を棚の両端に付けて支えることにしました。
実際に本を乗せていくと、
「やっぱり棚板がたわみます」
そりゃそうだよね。
OSB合板は垂直方向に使うと、強度が出る!
OSB合板は、机の天板や本棚の棚板に用いると、上から荷重をかけた時にたわみやすいです。
ですが、OSB合板を垂直方向に使った場合(例:机の脚、耐力壁)には、非常に強度が出ます。
そこで、棚板と棚板の間に、OSB合板を垂直方向に入れることで、棚板を支えることにしました。
これにて、一件落着です♪
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