Macユーザーである僕にとって、マカフィーは不良品です。
返金にも対応してもらえません。
これって詐欺じゃないかと思っています。
ちゃんと動かないソフトなのに返金してくれないのですから。
あなたがMacユーザーでこれからマカフィーを買おうとしているのなら、やめておいた方がいいです。
何度も再インストールしたり、カスタマーサポートに問い合わせしたりする時間がもったいないです。
そもそも、インストール方法がめんどくさすぎます。
特にパソコン初心者はマカフィーを使うのを止めた方がいいです。
なぜなら、M1 CPU搭載のMacBookではマカフィーが動作しないからです。
パソコン使用中に突然マカフィーがクラッシュすることもありますし、再インストールもできません。
また、壊れた?マカフィーの影響で、Macがネットワーク(有線LAN、無線LAN(Wi-Fi))にも接続できない事態です。
マカフィーのカスタマーサポートに問い合わせしたのですが、
「現段階では調査中。M1搭載のMacにマカフィーをインストールする方法はない」
というお墨付き?の回答をもらいました。
どうやら、僕以外にも同じような問題になっている方がいらっしゃる様子です。
マカフィーの契約期間の半分も使っていない状況ですので、返金してもらいたいのですが、どういう訳か「返金はできない」と言われました。
この記事が、僕と同じような問題で困っている方のお役に立てればうれしく思います。
- Mac(CPU:Intel製でなくApple製M1を搭載)を使っている
- マカフィーをインストールしている
- ある日突然、Macがネットワークにつながらない状態となった
- マカフィーがクラッシュするようになった
- マカフィーを再インストールしようとしたが、できない
- マカフィーのファイヤーウォールが有効にできない
僕の暫定的な対応は以下の通りです。
- Macがネットにつなげないと困るので、マカフィーを一旦アンインストール
- アンチウィルスソフトがない丸腰の状態でMacをネットに接続する訳にはいかないので、ウィルスバスターの30日体験版をインストール
これで、暫定的に問題を回避できていますが、根本的な解決には至っていません。
Amazonや楽天のレビューを見ても、今のところ荒れていない様子ですが、今後僕のようなマカフィー被害者が増えていくのかも知れません。
【追記】
現在はマカフィートータルプロテクションのライセンスを付与してもらって暫定対応しています。マカフィートータルプロテクションはインストールできたのですが、ファイアウォールの機能は依然として有効にできない状況です。
マカフィーのせいでMac BookがWi-Fiに接続できない
僕の場合、MacBookがネットに接続できなくなったことが、この問題のきっかけでした。
昨日まで普通にネットに繋がっていたのに、なんで今日になったらMacが突然Wi-Fiに接続できないんだろう??
って感じです。
Macがネットに繋がらなくて試してみたこと
以下のトラブルシューティングを試してみたのですが、全てダメでした。
- パソコンの再起動
- 光モデムやWi-Fiルーターの再起動(電源切る)
- 自宅でネットワークに接続している機器(iPhoneとか無線LAN対応のプリンターなど)の電源を全て切ってMacだけをネットに接続
- DHCPサーバーのリフレッシュ
一方で、同じモデムやルーターを使っているiPhoneは今まで通りWi-Fiにつながりますし、有線LANでつないでいるWindowsのパソコンもネットにつながります。
また、試しにMacBookを有線LANアダプターに接続してみても、ネットに接続できませんでした。(Yahoo!やGoogleのホームページを接続しようとしても、表示されません。)
従って、モデムやルーターの問題ではなく、MacBook固有の問題であると考えました。
何気なくマカフィーのアイコンを見たら、ビックリマーク!の表示
Macのツールバー上のマカフィーのアイコンは通常は濃い赤色のマカフィーのロゴが表示されます。
ところが、今日はアイコン上にビックリマーク「!」が表示されていることに気づきました。
マカフィーをアンインストールしたらネットにつながりました
(マカフィーのアイコンに「!」が表示されているのは、バージョンが古かったり、スキャンをしばらくやっていなかったりした時かな…)
などと考えながら、マカフィーを最新の状態にするためにアイコンをダブルクリックしたところ、今度はマカフィーが異常終了してしまいました。
「McAfee LiveSafe – Internet Securityが予期しない理由で終了しました。このレポートは自動的にAppleに送信されます」
という問題レポートのウィンドウが表示されます。
僕がパソコンに対して何も操作しなくても、バックグラウンドで勝手にソフトが書き変わるものの代表格がマカフィーのようなウィルス対策ソフトです。
MacBookがネットに接続できないのはマカフィーが原因
と確信しました。
マカフィーにはアンインストール用のソフトがあります(インストール済)ので、一旦Macからマカフィーをアンインストールすることにしました。
マカフィーのアンインストール後、Macを再起動すると、僕の仮説通りネットに接続できました。
という訳で、MacBookがネットにつながらないのはマカフィーが原因であることが分かりました。
マカフィーをMacBookに再インストールできない
マカフィーをアンインストールしたことによって、MacBookがWi-Fiに接続できない問題は解決できました。
ですが、これではウィルス対策ソフトがない状態(=丸腰)ですので非常に危険です。
そこで、マカフィーを再インストールすることにしました。
マカフィーのダウンロードサイトからマカフィーのインストーラーをダウンロードし、ダウンロードフォルダからインストーラーを立ち上げても、うんともすんともいいません。
しばらく時間がかかるのかな??
と考えて、4~5分ほど待ってみましたが、インストーラーが起動できない(何も動かない)感じです。
ところで、最近のマカフィーはMacのユーザーに対してかなりの苦労を強いています。Amazonのレビューでもマカフィーが酷評されている記事を見かけます。
初心者の人ではインストールできないのではないかと思うぐらい、システム環境設定をいじらないと正しくインストールできないようになっています。
マカフィーのサポートサイトを見ると、
「Apple シリコン プロセッサーが搭載されている Mac の場合、Rosetta 2 がインストールされているかどうかを確認してください。 」
と書かれています。
ウワッ
って思いませんか?
この説明じゃ分かんねえよ!!
そもそも、「自分のパソコンのCPUが何か」を認識してMacを使っている人がどれだけいると思ってるんだろう >マカフィーのサポートサイトの皆さま
っていうか、Appleシリコンプロセッサー≒CPUだと分かるのかな。。という余計な心配までしたくなるような文章です。
次にロゼッタって何??
ってことになります。
僕はロゼッタをパッチアプリの一種だと理解しています。
どうやら、MacBookのCPUがIntel製ではなく、Apple製のもの(M1という名前がついています。ちなみに次期バージョンはM2)を搭載している場合は、ロゼッタ2をMacにインストールしないとマカフィーが動かない様子です。
Mac OS 12をインストールしたMacBook(M1)にRosetta 2はインストールできない
ていうことは「僕のMacBookにRosetta2をインストールすればいいのね。」
と考えたのですが、マカフィーのサポートページで紹介されているリンク先からAppleのサイトへ飛んで記事を確認しても、Rosetta2をインストールできませんでした。
なぜかというと、MacがRosetta2を必要とした時に自動的にRosetta2のインストーラーを表示させる仕組みになっているからです。
僕の手でRosetta2のインストール操作を行うことができないのです。
今の僕のMacBookは、マカフィーを再インストールしようとした瞬間にインストーラーが落ちてしまう状態ですので、Rosetta2のインストールを促す画面が出てくる以前の段階で終わっています。
この段階で、僕は自力で解決するのを諦めることにしました。お手上げです。
そこで、マカフィーのサポートに問い合わせることにしました。
マカフィーのサポート担当者の回答
冒頭の話に戻ります。
僕が使っているMacBookがM1のCPUを搭載していること、MacOSのバージョンが12であることなどを伝えたところ、
「現段階では調査中でございまして、他に対処方法がない状態です」
という回答でした。
つまり、僕のMacBookにはマカフィーがインストールできないって結論です。
(そんなのありかよ!!)
と心の中でつぶやきながら、このまま引き下がる訳にもいかないので、補償を求めました。
マカフィーが使えないなら、返金か使用期間の延長を求めるのが普通ですよね
購入したソフト(=マカフィー)が契約期間中に全く使えなくなってしまったのですから、僕は返金を求めました。
オペレーターからは
「マカフィーから購入したものでないと返金には応じられない」
という意味不明の回答でした。
例えば、ビックカメラやヨドバシカメラなどの量販店や、楽天やAmazonなどの通販サイトでマカフィーを買った場合は返金できないということです。
そんなのアリ?
って思いませんか?(2回目♪)
この回答自体、納得いかないですが、別件の予定が迫っていたので、別の交渉を行うことにしました。
それは使用期間の延長です。
今頃、マカフィーのエンジニアが対応策を検討しコーディングしているものと推察します。
いずれはこの問題が解決されるはず(と思いたい)ですので、使用できなかった期間の分は契約を延長してもらうように約束しました。
まとめ~マカフィーはM1搭載のMac(MacOS 12.x)にインストールできない。使えない。
僕はMS-DOSの時代からパソコンを使っていますが、アンチウィルスソフトでこのような事態となったのは初めてです。
それだけハードウェアとソフトウェアの構造が複雑になっていることが理由かもしれませんが、ユーザーから見れば、
そんなことは知ったこっちゃない
お金を支払っているのだから、ちゃんと動作するソフトを提供せよ!!
と考えるのが普通です。
マカフィーのエンジニアの皆さまの検討を祈ります。
【余談】サポートセンターの回答で一番怒りを感じたのは
「マカフィーを正しくインストールするために、MacOSをダウングレード(12.x⇒11.x)してください」
です。
「何で、マカフィーをインストールするために、MacOSをダウングレードさせなきゃいけないんだ!!!」
と思いましたが、僕はぐっとこらえました。
火に油を注ぐような回答です。
現段階ではブログやTwitterで情報発信するか、Amazonや楽天などのレビューに掲載するしか皆さまに知らせる方法がないのですが、マカフィーからマック版を購入したユーザーに対して、正式に情報発信して謝罪&返金するべき問題だと思います。
コメント
同じ問題について、私も2021年10月28日にマカフィーに問い合わせました。
それから、1年4ヶ月も経過した、2023年02月23日に、
マカフィー カスタマーサポートセンターから
下記のような回答が送られてきました。
再インストールしてみたところ、
私のM1シリコンiMacで、マカフィーリブセーフが正常に動作することを確認できました。
J’s Lab. & Builder様にも同じ回答が来てませんか?
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記
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2023年02月23日、マカフィー カスタマーサポートセンター
日頃より弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
マカフィー カスタマーサポートセンターでございます。
この度は、Mac OS M1チップまたはM2チップ搭載端末につきまして
弊社でのご対応を大変お待たせし、誠に申し訳ございません。
この度アプリにアップデートが実施され、本事象が改善されていることを確認いたしました。
つきましては、以下手順より、現在インストールされているマカフィー製品の削除と再インストールを行っていただき、
お客様の環境におかれましても、問題が改善されるかご確認の操作をお願いいたします。
※マカフィー製品のご契約先によってインストール手順が異なる場合がございます。
インターネットプロバイダ等でのご契約の場合は、各社から提供されている手順を併せてご確認ください。
アンインストールとインストールの操作につきましては、製品機能を十全にご利用いただくため、
以下のFAQに掲載の内容をご確認の上で実施いただけますようお願い申し上げます。
■マカフィー・個人向け製品(Mac版)をアンインストールする方法
https://service.mcafee.com/webcenter/portal/cp/home/articleview?locale=ja-JP&articleId=TS101894
■Mac向けセキュリティ製品をWebから新規インストール/再インストールする方法
https://service.mcafee.com/webcenter/portal/cp/home/articleview?locale=ja-JP&articleId=TS101893
Kazuhiro Kuroharaさん
貴重な情報ありがとうございます。解決まで1年4か月もかかったんですね。僕の場合は、カスタマーサポートに放置されている期間は8か月ぐらいなので、まだよい方なのかも知れませんね。。。
いずれにしても、マカフィーの品質とサポート体制はひどすぎますね。
時間のある時に、アンインストール&新規インストールを試してみます。