材料(と言っても、OSB合板だけですが)の買い物が終わりましたので、帰宅後、早速ゴミ箱の組立を開始しました。
その前に、カットしてもらった板をパズルのように、切断する前の状態に並べてみました(笑)
ホームセンターの店員さんの腕は確かでした。ほとんど狂いのない精度でキレイに切断出来ています。
並べたことによって、組み立てる時に板の縦横・上下・表裏を揃える際に役に立ちました。何でもやってみるもんですね。
シンプルなゴミ箱の組立中の様子
組み立てる時って、最初が一番むずかしいですね。板が組み上がっていないので、安定感が無いですからね。
今回、組立の際に使用したビス(木ネジ)は、太さ2.0mm、長さ32mmのものです。
OSB合板の厚みが9mmですので、板を貫通後、32−9=23mm板の中に入る計算になります。
結果としては、このサイズでちょうど良かったです。強度を求めて太いビスにすると、OSB合板が割れてしまうからです。
ゴミ箱ということもあり、人が乗るわけではないので、組み付けた後の強度がそれほど要求されないと思います。このサイズのビスで正解でした。
結果的には、70kg近くある私が乗ってもビクトもしないぐらいの強度があります。。
あと、ビスの頭が小さいので、施工後はOSB合板の模様に紛れてビスが見えにくくなったのも良かったです。
上の写真ですと、ビスがあることがほとんど分からないですよね。
OSB合板へビスを取り付ける時のちょっとしたコツ
ビスを取り付ける際には、事前にインパクトドライバーで下穴を開けてから、取り付けるようにしました。
9mmしか厚みのない板のセンターにビスを取り付けるということは、両端に4.5mmしか余裕がありません。少しでも斜めにビスが入ってしまうと、板を貫通してしまいますからね。
私はマキタのインパクトドライバーを持っています。今回の作業でも大活躍してくれました。本当にこのインパクトドライバーは便利です。
コースレッドを打ち付ける際に使う事以外にも、ビットを変えれば穴あけにも使うことが出来ます。今回は下穴開けで活躍してくれました。
5年ぐらい前に購入したものですが、今でも定番のインパクトドライバーだと思います。
私の持っているモデルは、14.4Vの「TD131DRFX」です。
アマゾンで久しぶりにインパクトドライバーを調べてみました。型式で見ていくと、「TD138DRFX」が後継機種の様子ですね。
私が買った時に、エメラルドグリーンのモデルってあったかな。。
(最近はさらにカラーバリエーションが増えていますがこの色買う人いるのかな。。)
組み立て始めると、結構あっという間に出来上がってしまいます。
OSB合板は、予想していたよりも柔らかく感じました。下穴は簡単に開きますし、ビスを取り付ける際もそれほど力がいりません。
ビスを取り付ける際には、インパクトドライバーや電動ドライバーは使いませんでした。かなり正確な組立が必要でしたので、普通のドライバーで少しずつ丁寧に取り付けていきました。
途中で、ビスがなくなってしまったので、ホームセンターに買いにいきましたが、今日までで、ほぼ外観が完成しました。
底面には、自宅で余っていたキャスターを取り付けました。20年ぐらい引き出しの中に眠っていたローラーですが、やっと日の目を見る時がきました(ちょっと大げさ)
近くのホームセンターで、このタイプのキャスターを見てみたら、4個で1,000円ぐらいします。今回は出費となりませんでしたが、このようなパーツが意外と高いですね。。
本日、大まかな外観は、ほぼ完成しました。製作時間は3時間ぐらいです。
シンプルなゴミ箱の仕上げ
さて、いよいよ最終工程です。
ホームセンターに下見へ行った日を含めると、3日目となります。
残りの作業は以下の通りです。
- フタの裏面の加工(上の写真ですと、ゴミ箱の上に板が乗っているだけですので、ズレるとフタが落ちてしまいます)
- フタとゴミ箱本体に「取って」をつける
- ゴミ箱の内側に、ゴミ袋を引っ掛けるためのビスを打ち付ける
フタの裏面の加工
端材を使って、フタの裏面に「ズレ落ち」防止用の木材を取り付けました。
取り付けは、ビスを使わずに木工用ボンドで付けました。
フタを被せる時に、「あそび」が少しあった方がいいかなって考えて、上下左右に1mmだけ余裕を持たせて端材を接着したのですが、結果的には「ピッタリ」の寸法でも良かったかなっていう感じです。
フタとゴミ箱本体に「取っ手」を付ける
次に、フタを開閉する時に必要な「取っ手」を購入して、取り付けました。
取っ手も端材で自作しようとしましたが、OSB合板の端材ですと、どうしても「ササクレ」のようなものが出てしまいますので、手にトゲが刺さったりすることを防止する目的も考えて、市販の取っ手を買うことにしました。
この取っ手が、予定外の出費で、(小)が248円、(大)が278円もしてしまいました。
ゴミ箱の内部に、ゴミ袋を引っ掛けるビスを打ち付ける
ゴミ袋を引っ掛けられると、ゴミを入れる時に便利ですので、よく使うゴミ袋のサイズに合わせながら、ビスを打ち付けていきました。
いきなり斜めにビスを打ち付けるのは難しいので、ここでもインパクトドライバーを使って、下穴を開けてからビスを打ち付けました。
シンプルなゴミ箱(DIY)の完成!
思った以上に簡単に、シンプルなゴミ箱が自作できました。
美しいですね(スミマセン。自画自賛です)
実際にゴミを入れるとこんな感じです。
我が家で最もゴミの体積が大きいのが、左側のプラスチックゴミです。45リットルのゴミ袋がスッポリ入る大きさです。
あと、結構多いのが、右手前の紙ゴミです。燃やせるゴミとして捨てるのではなく、資源ゴミとして捨てています。
右奥は、瓶や缶などですが、これらのゴミはかなり少ないですね。
ちなみに、生ゴミとペットボトルは別のプラスチック製のゴミ箱を使っています。このゴミ箱を生ゴミ用として使うと、どうしても水分が付いてしまって痛む原因になってしまいますからね。
今回作ったゴミ箱によって、ゴミ袋が完全に隠れますので、台所がすごくスッキリした状態となりました♪
シンプルなゴミ箱の制作 DIY まとめ
購入したもの
- OSB合板 1820mm×910mm×9mm 1枚 1,050円
- OSB合板のカット費用 9カット 450円
- ミニビス 2.0mm × 32mm 138円
- 取っ手 3個 774円
合計 2,412円 (ちょっと予算オーバーです(汗))
最近は木材の値段が上がっていますので困ったものですね。。
【Amazon】OSB合板 1820mm×910mm×9mm
自宅に有ったものを流用したもの
- コースレッド
- キャスター
- 木工用ボンド
使用した工具
- 充電式インパクトドライバー
- プラスドライバー(1番)
- 木工用ボンド
- 掃除機
- 定規
- 鉛筆
製作期間
- 構想 2時間
- 設計 1時間
- 製作時間 正味4〜5時間
- ホームセンターの往復 4往復
シンプルなゴミ箱を作った後で考えたこと、感じたこと
- 思った以上に、シンプルで美しい形のゴミ箱が自作できました。自画自賛でスミマセン。とても満足度が高いです。書斎の机や本棚も、全てOSB合板で作ってみようかと画策しています。
【2018.3.25追記】
書斎の机や本棚も、OSB合板で作りました。このページで紹介するのを忘れていましたので、追記します。
- 図面をチャンと書き、自分がどんなものを製作しようとしていて、精度を出して欲しいカットの場所がどこなのか?という意図をホームセンターの店員さんに伝えることによって、精度良く木材をカットしてもらえます。自宅ではノコギリを用いる必要がありませんので、組立中心のDIYとなり、成功する確率が高まると思います。
- 端材として残ったOSB合板は、ほんの僅かでした。1820×910mmの規格サイズを有効に活用できたと思います。
- OSB合板特有の匂い(接着剤?)が消えるまでは、ちょっと我慢が必要です。ホルムアルデヒド等の人体に有害な物質はないですが、特有の慣れない匂いですね。。多かれ少なかれ、体に毒になるものが入っているんだろうな。。。
- 今はOSB合板の模様をそのまま露出させていますが、自動車塗装用のスプレーが自宅に余っていますので、それを使って黒く塗ってもいいかなって思っています。当面は塗装せずに、このまま使ってみます。
- 何よりも、ゴミ箱を作っている時間は、とても楽しく幸せな時間を過ごすことができました。私にとってはPricelessの価値です。ものづくりが好きなんだと、この歳になって再認識しました。
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