加湿器の蒸発筒にこびりついたスケールの落とし方

DIY
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冬の乾燥する季節には加湿器が手放せませんね。

我が家では加熱蒸発式の加湿器を使っています。加湿器の方式は他にも超音波式や気化式などがありますが、僕は加熱蒸発式が気に入っています。

加熱蒸発式の加湿器のメリットは2つあります。

  • 加湿能力が高い
    ⇒吹出口から湯気が出てると「おお、加湿されてる!」って感じがしますよね。
  • 衛生的
    ⇒水を沸騰させるので、加湿器の中の水に雑菌が繁殖するのを抑えやすい。

ですが、加熱蒸発式加湿器の最大のデメリットはこれです。

汚い画像で済みません。この写真は我が家の下水の写真ではありません。

加湿器の中の蒸発筒の拡大写真です。

 

ちょっと加湿器の掃除をさぼると、上の写真のように「スケール」がこびりついてしまうんですよね。。

しかも、水道水に含まれたカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを主成分としたスケールはとても硬いので、台所用のスポンジや雑巾なんかで少しこすったぐらいでは取り除けないんですよね。

加熱蒸発式加湿器の最大のデメリットは「掃除が大変」ってことになります。

加湿器にこびりついたスケールを見ると、水道の蛇口から水を飲んでも大丈夫なのかと疑ってしまうぐらい激しく汚れています。

このページでは、加湿器にこびりついたスケールの落とし方についてご紹介します。

加熱蒸発式加湿器の掃除に最適な道具は「ミガキロン」です

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実はこの商品、以前我が家のウッドフェンスのペンキを塗る際に、下地処理用に買って使ったものです。

木材の表面についた古い塗料や汚れを落とすのに使いました。スポンジ状の合成繊維の中に研磨剤がすり込まれているため、比較的小さな力で楽に掃除することができます。

ある日、「ミガキロンって加湿器の掃除にも使えるんじゃね?」とひらめきました。

僕が買ったミガキロンは、一番荒い目のものです。

ミガキロンに少し水を付けながら30~40分ぐらいかけて、加湿器の蒸発筒の周りに付着して固くなったスケールをゴシゴシ(※)とこすりました。

上の写真を見て頂くとおわかりになると思いますが、ミガキロンで擦り落としたスケールが茶褐色の液体となって、溜まっていますね。

これが本日の成果です(^ ^)

※あまり強くこすりすぎると、蒸発筒のコーティングが剥げてしまいますので、ご注意ください。

ミガキロンで加湿器の内部にこびりついたスケールが結構きれいに落ちました

一連の掃除が終わった後に撮影した写真がこれです。

「それほど綺麗じゃないじゃん」って言われてしまいそうですが、ミガキロンで磨く前の状態と比べると雲泥の差ですし、指で蒸発筒を触るとツルツルしますので、自分としては大満足です。

下の写真で、水滴が弾いているのがお分かりになるでしょうか♪

あと、蒸発筒の上部のコーティングが剥げてしまっていますが、これは以前木製のヘラを使ってスケールを落とそうとした時に傷つけてしまったものです。

スケールの掃除をする際に、木製や金属製のヘラのような物を使うと、僕のように失敗の元となりますので、あまりおすすめしません

スケール落としには最初からミガキロンを使っておけば良かったと後悔したぐらいです。

ミガキロンを使ってスケールを落とす作業をする時の注意点

スケールが付いているところをミガキロンで擦るだけですのでそれほど難しい作業ではありませんが、いくつか気がついたことを書き記しておきます。

最後の水洗いは入念に

ミガキロンを使うと、こびりついていたスケールが面白いように落ちます。

そうすると、砂のように細かくなったスケールが加湿器の底に溜まります。作業の最後に僕はかなり強めに水をかけて綺麗にしました。

特に水位を検知する浮きの部分に、擦り落としたスケールの粉が残っていると、浮きが引っかかってしまって誤動作の原因となり、最悪の場合は火事の原因にもなりかねませんので、ご注意ください。

ミガキロンで擦るのはほどほどに

今まで全然取れなかったスケールが、ホイホイ落ちていくので、ゴシゴシとこすりがちです。あまりこすりすぎると、蒸発器本体のコーティングが傷つき剥げてしまいますのでご注意ください。

蒸発式の加湿器を使う以上、スケールを取る作業は永遠につきまといますので、一回の作業はほどほどにしておいて、こまめにミガキロンで取り除くのが良いと思います。

手や指を怪我しないように

今回の作業時間の合計は40分ぐらいでした。ミガキロンに水をつけながらこするので、指先が結構ふやけてきます。

加湿器の内部には鋭利な部分がありますので、ふやけた指を切りやすくなります。

僕は今回素手でやりましたが、指先を切りそうになってヒヤッとしました。ゴム手袋があるのであれば、怪我の予防になると思いますので着用をおすすめします。

追伸:数時間経ったあとで、左手の薬指の内側がヒリヒリするのでよく見ると、皮膚が薄く切れていました。手がふやけた状態で力を入れる仕事をする時は、やっぱりゴム手袋をした方が良いですね。

[おまけ]加湿器の蒸発布の掃除

蒸発筒の周りにかぶせる蒸発布にもスケールがたくさんこびりつきますよね。

蒸発布の掃除は「クエン酸」を使っています。

蒸発布をクエン酸に数時間浸しておくと、比較的綺麗に取れますよ。

上の写真は、クエン酸に浸して1時間ぐらい経過したものです。浸け始めはもっと濃い茶色のスケールがこびりついていたのですが、既に薄くなってきています。

蒸発布は消耗品とはいえ結構なお値段がしますので、最低でも1シーズンは掃除で蘇らせたいですよね。

三菱電機ごめんね デメリット多過ぎ

三菱電機の蒸発式加湿器をずっと使ってきましたが、この加湿器のメンテナンスに疲れてしまいました。

やっぱり掃除が大変です。スケールをこすり落とすのに毎週時間を費やせません。

狭いところに指が入らないし、1年に1回はフィルター買わなきゃいけないし、

ずっと我慢して使ってきたのですが、「もう嫌」です。

 

あと、水を加熱させる仕組みだと電気代も結構かかってるんですよね。

 

という訳で、パナソニックの気化式の加湿器に買い換えてみたのですが、「今まで何だったんだろう?」というくらい、お手入れが楽です。

もちろん、部屋をしっかり加湿してくれます。

コロナ禍の影響で自宅にいる時間が長くなると家の環境を快適にしたくなるせいか、最近は加湿器が結構品薄ですので、ご注意ください。




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