前の記事ではCPUを選定したので、今回は以下のパーツの選定です。
- マザーボード
- メモリ
- SSD
を何にしたかを紹介します。
この記事では、僕が12年ぶりに自作PCをアップグレードした時の体験記を紹介いたします。
パーツ選定の参考になればうれしく思います。
自作PCのアップグレード用に購入したパーツ
最初に僕が選んだパーツをお伝えします。
マザーボード:MSI MAG B650 TOMAHAWK WIFI
メモリ:Crucial DDR5 (32GB Kit)
SSD:Crucial P3 Plus NVMe PCIe Gen4x4 SSD
この後は1つ1つのパーツについて、僕がどんな観点で選んだかを紹介していきます。
マザーボード:MSI MAG B650 TOMAHAWK WIFI
マザーボードとして選んだのは、MSIのMAG B650 TOMAHAWK WIFIです。
この製品は、AMD Ryzen 7000シリーズCPUに対応しており、AM5プラットフォームを活かしたい場合に合うと考えました。
- 主な特徴:
- AMD EXPO対応で、メモリのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能。
- Wi-Fi 6E対応により、高速かつ安定したインターネット接続を実現。
- Bluetooth5.3に対応。
- PCIe Gen4対応のM.2スロットを3基搭載しており、ストレージの拡張性も抜群。
また、SATAポートが6つあるので、古い自作PCに付けているHDD(3台)や光学ディスクなどを接続する際に、SATAポートが足りなくなる心配がないこともポイントです。
あと、上記の通りWi-FiやBluetoothがマザーボードに標準装備されているのも嬉しいですね。
発売当初は40,000円ぐらいでしたが、現在は20,000円を下回る金額となっていたので、かなりコスパが高いです。
12年ぶりのマザーボード購入でしたので、慎重に箱から出したのですが開けてビックリしました。
ピンが無い。。。
え、折れてる??
例えば、この部分。。。
4つのピンのうち、右から2番目のピンが無いですよね。。。
え、これって不良品?初期不良?
それとも、正常なの?
よく見ると、端子の下に[+V]、[D]、[G]などと印字されています。右から2番目のピンの下には記号が無いので、この端子は未使用なのかなと類推しております。
だけど何だか心配。。。
メモリ:Crucial DDR5 SDRAM(288pin)32GB(16GB×2枚組)セット
メモリはクルーシャルのDDR5 SDRAM 32GB(16GB×2)にしました。
型式はCP2K16G56C46U5です。
- 主な特徴:
- AMD EXPOプロファイル対応で、設定を簡単に最適化が可能。
- DDR5-5600の高速データ転送で、アプリケーションの動作が快適になりそう。
- 合計32GBの容量で、ゲーミングや動画編集、複数のタスクを同時にこなす場面でも余裕がありそう。
メモリを選ぶ場合、僕が考えたポイントは以下の3点です。
- DDR5かDDR4か?
- メモリ容量(16GB? 32GB? 64GB?)
- 2枚組か1枚か?
DDRはマザーボードやCPUがどの規格に対応しているかがポイントとなります。
僕が選んだマザーボードやCPUの場合はDDR5に対応しているので、DDR5のメモリを選択することにしました。
メモリ容量をどうするかは少し悩みました。
64GB、32GB、16GBの(松、竹、梅)の3択と言った感じです。
少しの値段の違いで効果が出るなら、32GBでなく64GBにしてもいいかなと考えていました。
一方で、ハイスペックなゲーム、高精細なグラフィックや動画処理、多くの並列処理などをすることがほとんど無いので16GBでも十分な感じもします。
ですが、最終的には以下の理由で32GBを選択しました。
- 値段を調べてみると32GBでも10,000円ちょっとの値段だった
- 今回はグラフィックボードを買わず、CPUに画像処理を負担させる前提にしていたので16GBだと少し心配
最後の検討ポイントとして、32GB×1の構成にするか16GB×2の構成にするかが問題となります。
僕は16GB×2の構成にしました。
理由は以下の通りです。
- デュアルチャネルメモリ速度の向上:
16GB×2枚でデュアルチャネルを有効にすることで、メモリの読み書き速度が期待できます。これにより、システム全体のパフォーマンスの向上が狙えないかと考えました。 - 帯域幅の効率化:
デュアルチャネルは、1枚のメモリよりもメモリ帯域幅を広く活用できるため、マルチタスクやゲーム時に特に効果を発揮できるのではないか。 - 信頼性
万が一1枚のメモリに不具合が発生した場合でも、もう1枚でPCを動作させることが可能です。
ということで、16GB×2のデュアルチャネル構成が最適と考えて、2枚組にしています。
SSD:Crucial P3 Plus (1TB)
最後にSSDです。
ストレージには、CrucialのP3 Plus NVMe PCIe Gen4x4 SSD (CT1000T500SSD8JP)を選びました。
メモリと同じブランドのクルーシャルを選んだことにあまり意味はありません。
PCIe Gen4対応にしていて、ヒートシンク非搭載(マザーボードに付属しているため)のものであれば、ブランドと価格で決めればよいと考えています。
ネットショップのランキングで比較的上位にランクインしている機種がクルーシャルのSSDでした。
自作PCのアップグレード用に購入したパーツ まとめ(実質価格)
最後に今回購入したパーツの実質価格(=購入価格ーポイント還元額)をまとめておきます。
マザーボード:MSI MAG B650 TOMAHAWK WIFIの実質価格
購入価格:19,015円
ポイント還元:2,978円
実質価格:16,037円
メモリ:Crucial DDR5 SDRAM(288pin)32GB(16GB×2枚組)セットの実質価格
購入価格:11,990円
ポイント還元:235円
実質価格:11,755円
SSD:Crucial P3 Plus (1TB)の実質価格
購入価格:11,053円
ポイント還元:289円
実質価格:10,764円
今回の買い物の合計
マザーボード、メモリ、SSDの3点セットの買い物合計は
38,556円となりました。
別のページで紹介したCPU(26,224円)と合わせると、今回の自作PCアップグレードに要した費用の総合計は64,780円です。
予算は100,000円ぐらいを考えていたので、かなり良い買い物だったと思っています。
別のページでは組み立てや、Windows11やアプリのセットアップについて紹介していきます。
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