コンサル一年目が学ぶこと【読書レビュー】~職種や経験年数を問わず、自分を成長させるヒントが満載の良書~

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「いつか自分の努力が認められる日が来る」って考えがちだった僕にとって、この本に書かれている内容はショッキングでした。

認められるのは、相手の期待以上の成果を出した時や、相手との約束を果たせた時だということが分かったからです。

「方法は問わない。人の手を借りてでも、約束を果たすことを最優先する」

大石哲之. コンサル一年目が学ぶこと (p.190).
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版. より抜粋

僕は「コンサル」でも「一年目」でもないのですが、会社に勤める方だけでなく、起業家の方にも役に立つスキルが満載の本なので紹介したくなりました。

 

また、新人や部下の育成を考えている方にとっても良書です。

例えば、本書ではチームワークを以下のように定義しています。

プロフェッショナルのチームワークとは、全員が、違う分野で価値を発揮すること。

大石哲之. コンサル一年目が学ぶこと (pp.209-210).
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.より抜粋

あなたは自組織のメンバーを同質な人材ばかりで揃えようとしていませんでしたか?

 

本書では、(おそらく成果を出してきた)複数のコンサルタントが普遍的に重要だと考えるスキル(※)のうち、多くの人に共通した実践的なスキルを「これでもか」というくらい挙げています。

優秀なコンサルタントと何人も出会うことは大変なので、それが1冊の本としてまとめられているだけでも価値がある本です。

(※)本書ではスキルを「話す技術」「思考術」「デスクワーク術」「ビジネスマインド」の4つに分類しています。

 

【こんな方におススメ】
・新入社員
・もっと仕事で成果を上げたい方
・最近仕事が思うように進まないと感じている方
・部下の育成方法が分からず途方に暮れている方

 

コンサル一年目が学ぶこと 大石哲之著

ビジネスをするうえで一番大切なことは何か?

あなたの部下から聞かれたら何と答えますか?

せっかくなので、10秒でよいので考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本書では、以下のように書かれています。

相手の期待を超え続けること

ここで言う相手とは、顧客・消費者、上司のことを指します。

また、期待を超え続けるためには、そもそも期待が何かが明確になってる必要があります。

 

なぜ、相手の期待を超え続けることがビジネスで一番大切なことなのか?が、本書ではエピソードを交えてリアルに紹介されています。

 

本書の良いところの1つですが、紹介されているスキルは、机上の空論ではなく筆者やコンサルタントだった方々の体験談に基づくものなので説得力があります。

 

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この本ですが、実はAmazonの電子書籍「kindle unlimited」で読んだ本です。

30日間の無料体験期間中なので、0円で読んでいます。

無料体験期間が終了すると、1か月980円のサブスクですが、このようなビジネス書籍だけでなく、SPAやFLASHなどの本屋で買うのが少し恥ずかしい雑誌、新書、文庫本、大人向けの漫画などが読み放題のサービスです。

 

僕はAmazonを10年以上使っていますが、もっと早くからkindle unlimitedを使えば良かったと感じています。なぜなら、kindle unlimitedなら無料で読めた本が多数あるからです。1冊ずつお金払って損した気分です。。

 

ちなみにコンサル一年目が学ぶことは単行本で1,650円なので、1冊だけで元が取れてしまいます。

※試しにAmazonのサイトをご覧ください。「kindle版(電子書籍) \0 kindle unlimited」という表記が確認できます)

 

自分が過去に買った本がkindle unlimitedにあると0円読み放題な訳ですのでショックです。

読書量の多い方は覚悟してくださいね。おそらく、kindle unlimitedにありますから。

 

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