腰痛予防の第一歩はストレッチです。
腰が痛くてお悩みの方は、どこかで一度は聞いたことのある話でしょう。
ですが、体がカチカチに硬い人でストレッチを続けられる人って、100人に1人もいないと僕は思っています。
なぜかと言うと、以下の理由からです。
・ストレッチすること自体が痛くて嫌い
・ストレッチがめんどくさい、時間が無い
・ストレッチしても効果が実感できない
なので、ストレッチを始めたとしても、続けられずにやめてしまうのが普通です。
僕も今までの50年近い人生で、ストレッチが継続できたことはありません。
ですが、YouTubeでたっかー先生のストレッチ動画を2か月間続けてみたら、体が柔らかくなったと数字で実感できるようになり、腰痛もほとんどなくなってきました。
そんな簡単に効果が出るの?
って思いますよね。
いいえ、全然簡単ではありません。
おそらく、このページを読んだあなたも、2か月間ほぼ毎日ストレッチをすることは不可能でしょう。理由は最初に記したとおりです。
このページでは、僕が実際にストレッチに取り組んでみて、体や考え方にどんな変化があったかを紹介します。
ストレッチを始めた当初は想定していなかった変化もありました。
たっかー先生のYouTube動画
僕が毎日やっているストレッチ動画は、コレです。
たっかー先生は、はり師、きゅう師、柔道整体師の3つの国家資格を所有されています。
腰痛のことを熟知している専門家と言っても過言ではないでしょう。
たっかー先生の動画は多数あるのですが、その中でも「すごく体が硬い人」というタイトルが気に入って、取り組むことにしました。
(怠け者の僕が2か月も続くとは思っていませんでした)
他のユーチューバーの動画を見ていると、体が硬い僕には拷問のようなストレッチを紹介しているものばかりです。
両足を180度に広げたり、体をベターっと床につけたりするようなストレッチです。
美しい女性インストラクターのストレッチ動画を見ることは楽しいのですが、実際に自分でやるのはムリです。
ところで、たっかー先生の動画で何度も聞くセリフがあります。
それは、「痛(イタ)気持ちいい」です。
「少しだけ痛いと感じるけど、体が伸びていて気持ちよく感じる」ストレッチの仕方が推奨されています。
なぜかと言うと、体の硬い人が激しいストレッチをすると、「反射的に自分の体を守ろうとしてしまいストレッチの効果がでない」からだそうです。
僕もその言葉を信じて、毎日「ほんの少しだけ」自分の体に負荷を掛けながら、「イタ気持ちいい」ストレッチを続けました。
2か月間ストレッチを(ほぼ)毎日続けると、どのくらい柔らかくなるか?
毎日、ストレッチ前とストレッチ後に立位体前屈して測定した記録があります。
まっすぐに立った状態から、前屈した時の床からの人差し指の先端までの距離を測定しています。
(僕は前屈しても手が床に届きません。。)
【初日】
ストレッチ前:14.0cm
ストレッチ後: 8.0cm
【約2か月後】
ストレッチ前: 6.7cm
ストレッチ後: 2.2cm
グラフで示すと、こんな感じです。
青:ストレッチ前
オレンジ:ストレッチ後
※グラフが途中で切れているのは、ストレッチをさぼった日があるからです♪
・現段階の測定結果で線形近似すると、1日に約1mmずつ体が柔らかくなっている感じです
(YouTubeでたっかー先生が言ってる通りです)
・柔軟性はその日の体調に左右されると感じました。頭が痛かったり体が重かったりした日は柔軟性が悪い傾向があります。
・ストレッチをさぼると柔軟性が悪化(元に戻る)します。
以上のことから、1日ストレッチしても1mmぐらいしか体が柔らかくならない割に、1日でもさぼるとすぐに元に戻ってしまうことが理由で、今まではストレッチを続けられなかったんだと気づきました。
逆に言うと、ちゃんと毎日ストレッチすれば、確実に毎日1mmずつ柔らかくなっていきます。
ストレッチを始めて3か月目に入った頃から体や考え方に変化が現れる
僕が感じている体や考え方の変化を紹介します。
腰が軽く感じる
昨日、半年ぶりにロードバイクに乗りました。ロードバイクに乗る時はかなり前傾姿勢になるので、腰痛持ちの僕にとっては、途中で腰痛とならないかが心配事の一つです。
ところが、半年ぶりにロードバイクに乗ったにも関わらず、腰回りがとても軽く感じました。腰痛の心配は皆無です。
もっと遠くまで行けそうな気がしたのですが、久しぶりだったので大事を取ってかなり手前で引き返してきました。
体全体が引き締まる
このストレッチは、腹筋・背筋・上腕二頭筋、大胸筋などの筋トレにもなっているように感じています。
なぜなら、この2か月間でウェストが引き締まったり、腕の筋肉がついた感覚があるからです。
特にアキレス腱を伸ばすストレッチの時は、体全体の筋肉を使う感じがします。
あくまでもストレッチですので、マッチョな体型になるほどの効果はありません。ですが、確実に引き締まった体型に変化しているように感じます。
実際に体重を測ってみると、2か月前より3kgぐらい痩せていました。
ストレッチに対するモチベーション
僕が想定していなかった変化は、ストレッチに対するモチベーションです。
初めのうちは、
「ヨガマットを出すのがめんどくさい」
「このストレッチに本当に意味があるのかなぁ」
ということを考えながらやっていました。
ですが、ちょうど2か月を過ぎた頃から、ストレッチをやらないと落ち着かない・イタ気持ち良くなりたいという気持ちに変化しています。
また、立位体前屈の記録をつけることによって、自分の体が柔らかくなっていることが分かるので、毎日の測定が楽しみにもなっています。
ストレッチをやり始めた当初は、「腰痛予防のために仕方なくやっている」状況でしたが、今は毎日のストレッチが「イタ気持ちいいから早くやりたい」という前向きな姿勢に変わってきています。
ストレッチにもちょっとした中毒性があるかも知れませんね。
快楽物質のドーパミンが脳から分泌されているとか。。
まとめ ~腰痛予防ストレッチのすすめ~
僕は20代後半から数年おきに腰痛がひどくなって、コルセットやサポーターのお世話になったり、接骨院に通ったりしています。
コルセットも接骨院に通うことも対処療法ですので、また痛くなるんですよね。自分の体の構造が変わっていないのですから。
そんな僕ですが、たっかー先生のストレッチ動画を毎日続けてきたことで、腰痛が劇的に改善されました。
このページを読んだ後、ストレッチをやるかやらないかは「あなた次第」です。
一生腰痛と付き合いながら生きていくのか、自分の体の改造に本気で取り組んで、腰痛から解放されるか。
僕はやってみて良かったと思っています。
腰痛の悩みから抜け出せる見込みがついてきたからです。
そして小学生の頃の自分よりも体が柔らかくなりました。
たっかー先生に感謝です。
以前にこの本を買ったのですが、結局続けられませんでした。
本で行うトレーニングは限界がありますね。YouTubeだと、インストラクターと一緒にできる点がメリットです。インストラクターの号令に合わせて呼吸を整えながらできる点もYouTubeのメリットです。
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