今、巷では格安SIMの認知度が高まっていますね。時代の流れに逆行するような記事かもしれませんが、2018年1月に我が家は格安SIMのUQモバイルから、ソフトバンクに乗り換えました。
新しいiPhone8を意外と安く入手できたので、結局の所、格安SIMよりもソフトバンクの方がお得だと感じたため、記事にしてみました。
私が実際にUQモバイルやソフトバンクに支払った金額や、割引の内容を全て具体的に公開していきます。
このページにお越しのあなたのお役に立てますと幸いです。
我が家のキャリア(通信事業者)の変遷
この1年間ぐらいのキャリアの変遷をご説明すると、こんな感じです。好奇心旺盛(?)な私は頻繁にキャリアを乗り換えています♪
(〜2017年7月)au
⇒(2017年7月〜2018年1月)UQモバイル
⇒(2018年1月〜)ソフトバンク
auからUQモバイルへ乗り換え
2017年7月に、auから格安SIMのUQモバイルに乗り換えて、引き続きUQモバイルでau版のiPhone6を使っていました。
スミマセン。いきなり分かりにくい説明でしたね。表を使ってご説明すると、こんな感じです。
使用者 | キャリア | スマホ | |
---|---|---|---|
乗り換え前 | 夫 | au | iPhone6(au版) |
妻 | au | iPhone6(au版) | |
乗り換え後 | 夫 | UQモバイル | iPhone6(au版)を引き続き使用 |
妻 | UQモバイル | iPhone6(au版)を引き続き使用 |
要は、iPhone6は買い換えずに、キャリアだけをauからUQモバイルに変えてスマホを利用していたということです。
UQモバイルからソフトバンクへ「まさかの」乗り換え
お屠蘇気分も覚めやらぬ、1月初旬のある日、たまたま近所の家電量販店内のソフトバンクのブースを通りがかった時に店員に話しかけられたのが、ソフトバンクに契約することとなったきっかけでした♪
月々の通信料金は、格安SIMじゃなくても意外と安く済むかも。。しかも、新品のiPhone8が入手できるし。。。
その後、別のソフトバンクの店員を含めて、合計3回ほど商談して検討した結果、私と妻の分のスマホに加えて、自宅のインターネット回線も全てソフトバンクに乗り換えてしまいました♪♪
これから何回かの記事に分けて、UQモバイルからソフトバンクへ乗り換えた時に掛かった費用や、実際にソフトバンクにした後で感じたことを、体験記としてお伝えしていきます。
UQモバイルに対するちょっとした不満(デメリット)が乗り換えのもう一つの理由です
UQモバイルだと、月額の費用が2,000円ちょっとで済むのは本当の話ですし、通信速度も体感的にはauの時と遜色なかったので、あまり不満はありませんでした。
唯一不満だったのは、通話料金の不明確さです。
私は、ほとんど電話をかけませんので、おしゃべりプランSという「5分以内の通話かけ放題」のプランで契約していました。
ところが、ある月の請求を見ると、どういう訳か200円ぐらいの通話料金が請求されています。
私自身、通話した記憶がないですし、iPhoneの通話履歴を見ても、それだけの時間話した形跡もありませんでした。
そこで、サポートセンターに問合せをしたのですが、満足のいく回答が得られませんでした。
「通話状況を調べるためには、オプション料金を支払って、「通話明細サービス」を契約しないと、調べられない。」という話だったのです。
こちらとしては、身に覚えのない請求が来ているにも関わらず、それを調べるために、お金を支払ってオプション契約しなきゃいけないなんて。。。
そういう仕組だから仕方ないんでしょうが、UQモバイルに対する熱が冷めてしまいました。
iPhone6の動作速度が遅くなったのは、仕方ないのかな。。。(涙)
さらに、気になっていたのが、下の新聞記事です。
iOS11のアップデートで、旧機種(私のiPhone6がまさに該当しました)の動作速度を意図的に抑えたことを、アップルが認めました。
「最近、iPhone6で使っているアプリの立ち上げに時間がかかるなあ」って思った矢先の話です。
旧型iPhone 意図的に動作遅く 米でアップルに集団訴訟
米アップルが集団訴訟に直面している。「iPhone」の基本ソフト(OS)の更新により、旧機種の動作速度を意図的に抑えたと米メディアに認めたためだ。電池の劣化に伴う不具合の発生を避けるためというが、軽快な操作の感触が失われたという消費者が提訴に及んだ。(後略)
2017年12月24日 日本経済新聞 朝刊より一部転載
古いスマホの宿命とでも言うべき事態が発生しましたね。
1人のユーザーとして思うのは、「今までのレベルの機能でいいから、快適なスピードを返して欲しい」ということだけです。
しかしながら、メーカー側の論理としては、次々に新しい機種や機能をリリースしていく必要があるため、古い機種に対応しきれなくなることがあるんですね。
まあ、いずれにしても、私のiPhone6のバッテリーは既に2年以上使っていますので、近いうちに交換する必要性もあり、費用がかかります。
そこで、思い切ってiPhone8を新調することにしました。
家族3人全員がiPhone8に(^^)
今までは、私と妻がiPhone6を使っていたのですが、我が家の娘もそろそろ「スマホ欲しい」という年頃になってしまいました。
少し前に記事にしたのですが、我が家には「じゃんけん大会」でゲットした新品のiPhone8があります(SIMフリー版です)。
そのiPhone8を有効活用しつつ、乗り換えプランを考えることにしました。
ソフトバンクに乗り換える前
ソフトバンクに乗り換える前は、以下のような契約状況でした。
使用者 | キャリア | スマホ |
---|---|---|
夫(1台目) | UQモバイル | iPhone6(au版) |
夫(2台目) | UQモバイル | HUAWEI P10 Lite(SIMフリー版) |
妻 | UQモバイル | iPhone6(au版) |
ー | ー | iPhone8(SIMフリー) |
※UQモバイルは全部で3回線契約しています。
※iPhone6の遅さに嫌気が差したのと、HUAWEI P10 Liteのコスパの良さに惹かれて、思わずUQモバイルを追加で1回線分新規契約してしまいました。(人生初のスマホ2台持ちです(^^))
※なぜか、最新のiPhone8は未使用でした。。あまり理由はありませんが、iPhone8にデータを移すのが、めんどくさかったのが、一番大きな理由です。
ソフトバンク乗り換え後
第1ステップ(契約時)
使用者 | キャリア | スマホ |
---|---|---|
夫(1台目) | ソフトバンク | iPhone8(ソフトバンク版) |
夫(2台目) | UQモバイル | HUAWEI P10 Lite(SIMフリー版) |
妻 | ソフトバンク | iPhone8(ソフトバンク版) |
ー | ー | iPhone8(SIMフリー) |
第2ステップ(契約数日後)
使用者 | キャリア | スマホ |
---|---|---|
夫(1台目) | ソフトバンク | iPhone8(SIMフリー版) |
夫(2台目) | UQモバイル | HUAWEI P10 Lite(SIMフリー版) |
妻 | ソフトバンク | iPhone8(ソフトバンク版) |
子供 | ー | iPhone8(ソフトバンク版) |
※iPhone6は、ソフトバンクに下取りに出しました。下取り分は、月々の割引として還元される予定です。
第2ステップで、私のiPhone8(ソフトバンク版)を娘に与えました。
娘のiPhone8はSIMロック解除して、キャリアはUQモバイルで使用する予定です。
娘に与えたiPhone8は、ソフトバンクに契約してから90日経過していないため、SIMロック解除ができません。
従って、娘がiPhone8を使う時は、WiFiで接続するか、外出時にどうしても使いたい時はテザリングする必要があり、少々不便です。
ですが、最新のスマホをゲットした娘はとても喜んでいる様子です(^^)
UQモバイルを解約した際にかかった費用
まずは、UQモバイルの解約費用です。請求明細をご覧頂くのが一番早いと思います♪
ご覧の通り、一人あたり14,226円も支払っていますので、結構な出費です。
我が家の場合は、妻のUQモバイルの回線も同時に解約していますので、家計全体としては、二人分の金額となります。
ちなみに、解約した月は「UQ家族割」の適用がなくなります。
UQモバイルは解約月も日割り計算してくれます
意外だったのが、UQモバイルは解約時でも日割り計算してくれたことです。
私の場合は、1月8日にソフトバンクと契約したので、1月はUQモバイルを8日分しか使っていないことになります。それなのに、1ヶ月分の料金をUQモバイルに支払うのはもったいないな。。と感じていたので、ラッキーでした。
解約時に支払い金額が大きいものは2つあります
1つ目は、「解約解除料」です。UQモバイルは、いわゆる「2年縛り」の契約となります。
私は契約してから数ヶ月ですので、「解約解除料」10,260円(税込)を支払う必要があります。
ただし、今回のソフトバンクの契約では、この契約解除料金を負担してくれることになりました。
実際には、何ヶ月後から、1080円/月×10月分=10,800円 割り引きしてくれる契約です。(手続きは終わっているのですが、今現在はまだ割引されていないので、改めて紹介しますね♪)
2つ目は、「MNP転出料金」3,240円(税込)です。
これは、今までの携帯の電話番号を使い続けるためには仕方のない出費ですね。この際だから新しい携帯番号に変える!という方なら、この費用は発生しません。
以上のことから、実質的には14,226円ー10,800円=3,426円の出費で解約できたことになります。
一旦は、UQモバイルに14,226円支払う必要があるのですが、最終的には契約解除料金のソフトバンク負担分が、月々の支払いから割引される形で返ってきますので、かなり安く感じます。
ソフトバンクのiPhone8に乗り換えた時の初月度(1ヶ月目)の費用
さて、次はソフトバンクに支払う費用です。
我が家は、スマホをソフトバンクにしたタイミングで、自宅のインターネット回線も「ソフトバンク光」にしました。
スマホも自宅インターネット回線もソフトバンクにすることによって、「インターネット光割」という割引を受けることができますので、全体としてのコストを抑えられると考えたからです。
スマホを乗り換えた時に一番わかりにくいのが、初月度(1ヶ月目)や2ヶ月目の実際の料金だと思います。契約事務手数料が発生したり、インターネットの工事料金が発生したりするため、イレギュラーな請求があるからです。
そこで、このページにお越しの皆さまのために、月ごとの請求を詳しくご紹介します。
まずは、初月度の費用です。
我が家は2018年1月8日に、UQモバイルからソフトバンクに乗り換えています。
2018.01 | ||
---|---|---|
1 | ||
夫(iPhone8) | ||
料金プラン | 通話定額ライト基本料 | ¥1,315 |
インターネット接続サービス | ウェブ使用料 | ¥232 |
データシェア | ||
データ定額 | データ定額5GB | ¥5,419 |
みんな家族割特別割引 | -¥1,550 | |
みんな家族割 | -¥1,162 | |
月月割 | 月々のご利用料金から割引 | |
分割支払金割引 | 2475円(2475×24=59400円) | |
おうち割光セット | ファイミリーライト以外(25ヶ月以降-1,008円) | |
下取りプログラム(のりかえ) | -720円 iPhone6 | |
手数料 | 初回のみ | ¥3,000 |
ユニバーサルサービス | ¥2 | |
通話料金 | ¥6 | |
小計 | ¥7,262 | |
妻(iPhone8) | ||
料金プラン | 通話定額ライト基本料 | ¥1,315 |
インターネット接続サービス | ウェブ使用料 | ¥232 |
データシェア | ||
データ定額 | データ定額5GB | ¥5,419 |
みんな家族割特別割引 | -¥1,550 | |
みんな家族割 | -¥1,162 | |
月月割 | 月々のご利用料金から割引 | |
分割支払金割引 | 2475円(2475×24=59400円) | |
おうち割光セット | ファイミリーライト以外(25ヶ月以降-1,008円) | |
下取りプログラム(のりかえ) | -720円 iPhone6 | |
手数料 | 初回のみ | ¥3,000 |
ユニバーサルサービス | ¥2 | |
通話料金 | ||
小計 | ¥7,256 | |
消費税 | ¥1,161 | |
自宅インターネット回線 | ||
プラン | ファミリー | ¥2,174 |
オプション | ひかり電話(N)基本+WiFiマルチ+光BBユニット | ¥540 |
割引・キャンペーン | SoftBank光 戸建限定1080×12ヶ月 | ¥0 |
光のりかえキャンペーン | -1080円×24ヶ月 | |
ユニバーサルサービス | ¥2 | |
手数料 | 初回のみ | ¥3,240 |
小計 | ¥5,956 | |
合計 | ¥21,635 |
空欄になっているセルは、「初月度には請求が発生しないもの」or「初月度には割引が発生しないもの」とお考え下さい。
例えば、スマホ本体の分割料金の請求は2ヶ月目から発生しますし、「おうち割光セット」の割引も2ヶ月目から適用されます。
UQモバイルからソフトバンクに乗り換えた時に、初月度にかかった費用の合計と考察
スマホ関連だけの支払金額(夫と妻の二人分)
UQモバイル(夫):14,226円
UQモバイル(妻):14,226円
ソフトバンク(夫):7,262円
ソフトバンク(妻):7,256円
(ソフトバンク 消費税合計 1,161円)
以上を合計すると、初月度は44,131円が自分の銀行口座から引き落とされることになります。
ただし、UQモバイルに支払った解約手数料の10,260円(税込)は、ソフトバンク側が、月々の割引として1,080円/月×10月=10,800円分を補填してくれます。
従って、この補填分(2人分)を考慮して計算し直すと、スマホ関連だけの支払金額は、実質
44,131円ー10,800円×2=22,531円
ということになります。
この22,531円のうち、MNP転出料(3,240円×2=6,480円)と契約事務手数料(3,240円×2=6,480円)の合計12,960円が半分以上を占めます。これらの費用は割引や補填する仕組みが無いため、支払うしかない費用となります。
自宅のインターネット回線の切り替えも考慮した、支払金額の合計
上の表で示した通り、我が家はスマホをソフトバンクに変えたタイミングで、自宅のインターネット回線もソフトバンクに切り替えています。
切り替え前)auひかり
切り替え後)ソフトバンク光
切り替え前後では、それぞれのプロバイダーに対して、支払いが発生しています。
auひかり 解約月度の費用:22,022円
ソフトバンク光 契約月度の費用:5,956円
合計27,798円が自分の銀行口座から引き落とされます。
以上、スマホの切り替えと自宅のインターネット回線の切り替えで、2018年3月に支払った金額を合計すると、
44,131円(スマホ)+27,798円(インターネット)=72,109円
ということになります。
全部合わせると、結構な金額ですね。。
ただし、スマホもインターネットも解約時の違約金をソフトバンクが負担してくれますので、実質的には、72,109円から以下の金額が戻ってきます。
スマホ:10,800円×二人分=21,600円
インターネット:18,900円
戻ってくるお金の合計:40,500円
ですので、実質的な支払額としては
72,109円ー40,500円=31,609円となります。
実質31,609円で、新しいiPhone8が2台入手でき、自宅のインターネット回線も乗り換えられたと考えると、割とお得に契約できたと思っています。
実際に、いろいろと割り引きが発生するのは2ヶ月目以降ですので、その内容も引き続きご紹介していきたいと思います。
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