先日、何気なく愛車の左後ろのバンパーを見たら、結構目立つ傷があってショックを受けました。
あまり自慢できる話ではないのですが、私は車のDIY(Do it yourself)塗装補修歴?が10年以上あります。
それだけ、あっちこっち擦ったり、傷つけたりしてきた証拠ですからね(汗)
このページでは、DIYでバンパーのこすり傷をきれいに補修(修理)する方法を紹介します。
バンパーの補修(修理)をする前に、傷をよく観察することが大切
この傷は、自宅の車庫入れの際に、車庫の柱でこすった傷です。こすった時の自覚が無い(汗)ぐらいで、幸いにも、あまり大きな傷でも深い傷でもありませんでした。
私の経験上、「塗装補修」と言っても、傷の付き方によって補修方法は千差万別です。
特に下地の補修方法が異なります。
従って、バンパーの塗装補修を美しく行うためには、闇雲に塗装を開始せずに、車の傷の状態をよく観察してから補修方法を決めることが大切だと思います。
バンパーの傷1
今回私が付けた傷は、全部で4箇所あります。
図で書くと、こんな感じ
二二
4本の引っかき傷があります。
上の写真で一番目立つ大きさの傷は、4本の傷の中で右上にある、縦3mm×横40mmぐらいの引っかき傷(傷1)です。
幸いにも、バンパーの本体が凹んだり割れたりするほどの傷ではなく、表面の塗装だけがちょうど剥がれて、バンパーの樹脂の黒い部分が見えています。バンパー自体には傷がついていない浅い傷です。
ただし、指で触ると凸凹を感じます。
バンパーの傷2
傷1の左側に、うっすらと白い線が入っている傷が見えるかと思います。
こちらの傷は、横方向の長さが70mmほどあります。車庫入れの際に、柱に付くか付かないかぐらいの接触の仕方で擦れたものと思われます。(柱にも、うっすらと塗装の白い跡がついていました。)
指で触ってみても、段差を感じることが出来ないほどの傷です。
バンパーの傷3
傷2の下に、やはりうっすらと白い線が入っている傷があります(写真ではちょっと見えないですね)
この傷も、指で触っても、段差を感じることができないほどの傷です。
バンパーの傷4
傷1の下に、傷1と同じぐらいの大きさの傷があります。傷1より深くはありませんが、バンパーの地肌が見えています。
指で触ると、段差を感じるレベルの傷です。
バンパーの引っかき傷で、おすすめしない補修(修理)方法
さて、今回どのような補修方法を採用するかの検討です。
今回のような傷をつけてしまった時は、「タッチアップ」ペイントを買ってきて補修する方も多いと思います。
ホームセンターとか、オートバックスなんかで売られてる、こんなのです。
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キャップを外すと、その先に細い筆が付いているタイプのものです。
車のボディーカラーと同じ色を選んで、「チョンチョン」って塗っていくと、ある程度傷を隠すことはできますが、必ず跡が残りますよね。
「跡が残っても、傷が目立たなくなればいいや」って人は、この補修方法でも良いと思います。
おそらく、一番安く「それなりの」補修ができると思います。
ですが、もう少し手間をかけることで、全然違う仕上がりになります。
しかも、ディーラーやカーコンビニ倶楽部などに、修理に出すよりも断然安くできます。
何よりも、補修の過程で、自分の納得の行くレベルまでヤスリがけすると、気持ちが落ち着きます(それは私だけかな。。)
バンパー補修(修理)方法の方針(超概略)
バンパーの補修方法を決定する最も大きな要因は、傷の深さだと思います。
傷が深い⇒パテやプラサフ(プライマーサーフェス)による下地処理が必要
傷が浅い⇒下地処理はヤスリがけでOK
今回の私のケースは比較的「傷が浅い」ので、パテやプラサフを用いる必要はない(※)と判断しました。比較的簡単な補修となります。
概略の塗装工程は以下の通りです。
- 耐水サンドペーパー(1000番)研磨
- マスキング
- 脱脂
- バンパプライマー塗布
- カーペイント(下塗り)塗装
- カーペイント(上塗り)塗装
- クリア塗装
- ボカシ剤塗布
- マスキング撤去
- 仕上がり面の研磨 耐水サンドペーパー(1000番)
- 仕上がり面の研磨 コンパウンド(細⇒極微粒子⇒超微粒子)
- ワックスがけ
(※)プラサフを塗装しなかったことが、今回のバンパー補修の最大の失敗でした。
DIYでバンパーの補修(修理)を行った時に、失敗する2つの理由
私が考える「DIYでバンパーの補修を失敗する理由」は、大きく分けると2つあります。
1.塗装面が「デコボコ」になった状態のまま塗装している
2.傷周辺の狭い範囲だけで塗装を行っている
1つ目の理由の、「デコボコ」っていうのは、見た目で分かるレベルのデコボコは論外ですが、辛うじて触って分かるレベルの小さなデコボコでも、光が当たると、その部分の色合いが変わって見えてしまいます。
従って、触っても分からないくらいのレベルにまで、平らに磨き上げてから塗装することがポイントです。
2つ目の理由について、解説します。
通常、今回のような比較的小さな傷ですと、傷の部分だけを塗装してしまいがちです(私も初めてDIYで補修した時は傷の部分だけを塗装していました)。
そうすると、仮に傷の部分をどれだけキレイに塗装したとしても、どうしても周りの色と完全に合わせることが難しくなります。
ここでは、全く逆の発想で塗装していきます。
今回のように比較的小さな傷であっても、出来る限り大きな面で塗装を行うことがポイントとなります。
そうすることで、新たに塗装する面積を広くすることができる為、狭い範囲で塗装した時よりも傷つけた場所が分かりにくくなります。
人間の錯覚を利用すると言ってもいいかも知れません。
車体やバンパーの塗装は、塗装前の下地処理が一番大切です
塗装前の下地処理とは、「塗装面を平らに磨き上げること」と「塗料の密着性を上げる処理をすること」の2つを指します。
塗装面を平らに磨き上げる為に、今回のレベルの傷の場合であれば、耐水サンドペーパーを使って、指で触っても分からないぐらいのレベルまで、「傷をつけた場所」と「その周辺」を磨いていきます。
私はこの瞬間が、DIYで塗装修理を行う時に、最も勇気のいる工程だと思います。
なぜなら、傷が付いている場所だけでなく、傷の周辺の無傷な所までヤスリがけする訳ですからね。傷口が広がったように見えます。
下の写真は、サンドペーパーをかけ始めた段階のものです。
確かに傷は目立つのですが、それほど大きな傷ではありません。
この程度の傷ですと、1000番ぐらいの耐水サンドペーパーぐらいで丁度よいです。水で濡らしながら、作業していきます。あ、もちろん洗車してキレイにしてからですよ。
【2020.10.10追記】やすりを上の写真のような角度で当てるのはよくないやり方です。傷の部分だけが凹んでしまい塗装した時に段差が目立つからです。悪いやすりがけの見本みたいでしたね(笑)。本来は当て板などを使ってできるだけ広い範囲をやすりがけすべきです。
しばらく、ヤスリがけしていくと、こんな感じになります。
最終的には、ここまでサンドペーパーで磨きました。
ここまで磨くと、最初の傷よりも遥かに大きな黒い下地部分が露出します。
最初の頃は、ここまで広い範囲で磨くことをどうしてもためらってしまいますね。
普通の人:傷の付いている部分だけを補修する ⇒ 補修の跡が目立つ
熟練した人:傷の付いている部分だけでなく、広い範囲を補修する ⇒ 補修の跡が目立ちにくい
ツルツルになっていることを、自分の指で確認します。
私はここまでの作業が、仕上がりの9割ぐらいの品質を決めると思います。少しでもデコボコがあると、塗装した後で必ず跡が残ります。
どうですか?
初めてバンパー補修をする方にとっては、ヤスリがけによって傷口を広げる作業は意外だと思うかもしれませんし、勇気が要りますよね。作業開始前よりも、バンパーの地肌が見えている面積が増えていますから。
ここまで来たら、もう戻れません(笑)
【2020.10.10追記】本当は上の写真の10倍ぐらいの広さをやすりがけして平らな面を作るべきでした。やすりがけの範囲はこれでも全然不足しています。この頃はまだ未熟でしたね。
バンパー補修(修理)で使用した「ホルツ」製品
ここで、少しバンパー補修で用いる道具(というか、ほとんど塗料ですが。。)を紹介します。
私は、バンパー補修で使う塗料は「ホルツ(Holts)」の製品で全て揃えています。
過去に乗ってきた3台の車の全てのバンパー補修を、「ホルツ」の製品で行っていますが、品質が安定している感がありますし、色もよく合うからです。
今回、私が実際に使用した「ホルツ」製品を並べてみました。
左から使う順番に並べています。
・シリコンリムーバー
・バンパープライマー
・カーペイント(下塗り用)
・カーペイント(上塗り用)
・クリアー
・ボカシ剤
ボディペイント(下塗り用、上塗り用)は、車体の色に合わせて購入しました。車種や色によって、1本で済む場合と2本必要な場合があります。
実際に、自動車メーカーの塗装工程では、複数の層が塗布されていますから、DIYの塗装においても、その工程に近い状態で塗装します。
最近は、これらの塗装用グッズを簡単に手に入れることが出来ますので、やる気さえあれば、誰でもプロのレベルに近い仕上がりが実現できると思います。
バンパーの塗装前の準備
塗装作業は楽しいものなんですが、実際には先ほど紹介したヤスリがけやマスキングなどの下準備の方が圧倒的に手間がかかります。
この準備を怠ると、失敗の確率が高くなると思います。
マスキング処理
余計な所に塗料が付かないようにする為に、マスキングを行います。
広めに塗装することを前提に、今回はこのような感じでマスキングしました。
マスキングで使用したのは、新聞紙と百均で売っているマスキングテープです。
マスキングテープは安いものなので、百均でなくても普通のホームセンターで売っているものでも良いと思います。
ホームセンターでは、マスキングテープとビニルが一体化したものも比較的安価に売っていますので、今使っているマスキングテープが無くなったら、今度はホームセンターで売っているマスキング用品を使ってみようかと思っています。
ちなみに下に紹介したホルツの製品は、ちょっと割高だと思います。楽天やamazonで購入できますし、車用のグッズなので、それなりに便利ですが、私はホームセンターのペンキコーナーで買うことをお勧めします。
ホルツ マスキングシート MH927 サイズ:55cm×8mペイント作業のスピードアップに 価格:626円 |
脱脂
バンパー表面に油(油脂)が付着していると、塗装した時に弾いてしまいますので、最初に「シリコンリムーバー」をスプレーして、脱脂します。
また、自分の手にも皮脂が付いていますので、シリコンリムーバーをスプレーした後は、塗装面を触らないようにします。
価格:943円 |
シリコンリムーバーをスプレーした後、すぐに(揮発する前に)綺麗な布で拭き取っておきます。垂れてムラが残らないようにする為です。
バンパープライマー
バンパープライマーは、バンパーの樹脂と塗料の密着性を上げる目的で使う、下地処理剤の一種です。これを使わないと、塗装面がひび割れたり、剥がれたりする可能性があります。
20〜30回程度、缶をよく振ってから、スプレーします。
1回のスプレー時間は2〜3秒で、スプレー後10分間乾燥させます。
これを3回繰り返しました。
実際に塗装する予定の面より、一回りくらい広い面積にスプレーしました。
待ってる間が結構暇ですが、ここで焦ってはいけません(笑)
私は、ちょうどこの記事を書きながらバンパー修理を行ったので、待ち時間を有効につかえました。一石二鳥ですね。
あと、ちょっとした小技ですが、私はいつも「コレ」を使っています。
単にダンボールを切り取っただけのものです。このダンボールから20〜30cmぐらい離したところからスプレーします。
ダンボールを使ってスプレーする目的は3つあります。
1つ目の目的は、スプレーし始めに、いきなり車体へ吹き付けるのではなく、ダンボールへ吹き付けるようにするためです。これは、スプレーし始めのタイミングは、塗料と溶剤が均一に混ざっていないものが出やすいからです。特に溶剤成分が多いと、スプレーした塗料が車体に付いた後、垂れやすくなります。
2つ目の目的は、スプレーする範囲を狙いやすくするためです。
3つ目の目的は、ダンボールをあてがう事で、塗装しないエリアとの境界をぼかしやすくなるからです。
バンパー塗装DIY本番 カーペイント塗布
さて、バンパープライマーが乾いたところで、ここからが本番(=着色)になります。
まずは、カーペイント下塗りからです。
下塗り1回目
ほとんど、塗料が付いたかどうか分からないくらいの厚みの塗装面だと思います。
一度の塗装では2〜3回ぐらいスプレーした後、10分程度乾燥させます。
下塗り4回目
大分、ヤスリがけした部分が見えなくなってきました。もう少しですね。
下塗り7回目
下塗りは、このくらいで良いでしょう。
カーペイントと言っても、下塗り材ですので、これだけでは何となく色が合いません。
続いて、上塗り用のスプレーで塗装です。
上塗り1回目
スミマセン。このあたりから、私の持っているiPhoneの写真では、ほとんど区別が付かなくなってきました(汗)
先ほどまでと同じように、ダンボールを当てがいながらスプレーしていきます。
そして、上塗り用のスプレーを4回ほどしたところで、やらかしてしまいました。。。
塗料が垂れてしまったのです。
偉そうにこんな記事を書きながらも、大失敗ですね。
う~~ん、11月下旬ということもあって、外気温が低くなってきていますから、塗料の乾き具合が悪くなってるのかもしれません。1回のスプレーで10分間の乾燥では不十分で、20分ぐらい乾燥させても良かったのかな。。
作業し始めたのが、1:00PM過ぎでしたので、日没との戦いとなってしまい、少し焦ってしまいました。
塗料が乾いた後、ヤスリがけやコンパウンドの研磨処理でキレイに出来なさそうだったら、やり直します。トホホ。
DIYで行うバンパーの塗装の良い所の一つは、「失敗しても何度でもやり直せる」ことです。もし、スプレーしてみて「今ひとつ」ということでしたら、もう一度ヤスリがけしてから、全ての工程をやり直すことが可能です。
って、ショックを隠しながら、少し前向きになってみました♪
今日は上塗り用のスプレーを5回塗布した所で、5:00PM近くになり、日没となってしまいました。
続きは明日です。
本当は今日中に全ての工程を実施できた方が良いのですが、自宅の照明の光では色の状態を十分に確認しながら作業できないので、一旦打ち切りました。
スプレーした後、期間をおいてさらにスプレーすると、溶剤の乾燥具合が均一でなくなることから、ひび割れの原因になることを心配しています。
明日の朝様子を見て、さらに上塗り用のカーペイントをスプレーをするか、仕上げのクリアー塗装を行うかを判断したいと思います。
上塗りのカーペイントの垂れ
次の日は、仕事の日よりも早起きしてしまいました。
真っ先に、ガレージに行って昨日の塗装の状況を確認したかったからです。
そして、ついにご対面
あらま、完全にNGですね。。。写真で見ても分かるぐらい、ミミズ状の跡が残っています。
ガッカリ
これでは、塗装の垂れた部分が目立ってしまいますので、耐水サンドペーパー(1000番)を使って、少しずつ様子を見ながら擦っていきました。
このやり直し作業って、結構ヘコむんですよね。
あと、写真ではお伝えしにくいんですが、結構スプレーダストが周囲に付いています。
昨日、途中で作業を中断していますので、クリアやボカシ剤などを使っていないこともあって、スプレーダストがあるのは当たり前ではあるんですが、暗澹たる思いになってきました。
さあ、気を取り直してがんばろう!!
もう一度、最初からやり直しです(涙)
ある程度、耐水サンドペーパーで磨き終えた所で、もう一度、最初からやり直しました。
脱脂⇒バンパープライマー⇒下塗りカーペイント(5回)⇒上塗りカーペイント(5回)
昨日の反省点を活かして、上塗りカーペイントは極力薄くスプレーすることと、1回あたり15分の乾燥時間にしました。
大分、いい感じになってきました♪
カーペイントが垂れないようにスプレーする際のポイント
失敗している分際で、「カーペイントをスプレーする際のポイント」と講釈を垂れるのは、どうかと思いましたが、昨日いろいろ調べていたら、とても良いフレーズを見つけました。
「スプレーは霧を撒く(まく)感じ」
スプレーって言うと、「吹き付ける」イメージがありますけど、カーペイントにおいてムラなく塗装するためには、「塗料を含んだ霧をボディに付ける感じ」が言い得て妙だと思いました。
吹き付ける感覚で作業すると、塗料がボディーに強く当たりすぎて、「塗りすぎ」となり、私のように塗料が垂れる原因となります。
また、塗料がボディに強く当たった所と、そうでない所でムラが出やすくなります。
クリア塗装
続いてクリア塗装を行います。
クリア塗装は、1回目と2回目は軽くスプレーする感じで、薄めに塗布します。クリアも垂れやすいので、細心の注意を払って作業しました。
1回毎に15分間の乾燥時間を取って、さらに3回スプレーしました。
合計5回実施したことになります。
クリア塗装には「ホルツ」の(A-4)という型番のクリア塗料を使いました。このクリアペイントは、過去に乗っていた全ての車に共通しているものなので、今回新たに買う必要はありませんでした。
これで、クリア塗装完了です。
先ほどの写真と、ほとんど違いが分からなくてスミマセン。
塗装工程の仕上げ ぼかし剤
スプレーで塗装すると、どうしても端部には「スプレーダスト」と呼ばれる小さな「ブツブツ」が付着します。
このスプレーダストにボカシ剤をスプレーすることによって、ブツブツを溶かして表面を滑らかにします。
従って、ボカシ剤をスプレーする場所は、端部です。(中心部をマスキングするわけではないので、結果的に全体に塗布することになります)
気をつけなければいけないのは、ボカシ剤は溶剤成分が多いので、今までスプレーしてきた塗料の中で、最も「垂れやすい」ということです。
従って、先ほどの「霧を撒く(まく)」感じで、薄くスプレーすることを意識して作業します。
私は、クリア塗装完了15分後ぐらいに作業しました。
ボカシ剤のスプレーは、1回だけです。
このあたりで、本日も日が傾き始めてきました。。
11月の屋外塗装作業は、あまりオススメできませんね。
塗料は15〜25℃ぐらいの気温が一番安定しますし、日没が早いと、どうしても時間との戦いになって焦ってしまいますから、もう少し暖かいシーズンがいいですね。
ようやく、ここまで出来ました♪
上手く、リカバリーできたと思います。
後は、1週間ほどかけて塗料が完全に乾くのを待って、コンパウンドの研磨を行いたいと思います。
ピカピカに磨くぞ!!
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