バイク用のプロテクターは何を買うべきか?~CE規格って書いてあっても鵜呑みにすると危うい~

大型二輪免許
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いきなり右折してきた自動車にぶつかって跳ね飛ばされたライダーを見たことがあるので、胸部のプロテクターは絶対必要だと考えています。
(そのライダーに殆ど非がないことを証言するために、警察に連絡した経験があります)

 

プロテクターを製造しているメーカーで有名なコミネをチェックすると、胸部プロテクターだけでも種類がたくさんあるので、どれを買うか迷います。

 

コミネ SK-694

 

コミネ SK-820

 

コミネ SK-828

 

結論ですが、僕はこのモデル(コミネ SK-828)を買いました。

 

理由はコミネの胸部プロテクターの中で、自分の体を事故の衝撃から一番守ってくれそうだと考えたからです。

 

このページでは僕がバイク用プロテクターを買った時に検討した内容を紹介いたします。

また、胸部プロテクターだけでなく、ひじひざ用のプロテクターも一緒に購入したので、その検討内容も紹介する予定です。

 

コミネ(KOMINE) バイク用 エアスルー ボディアーマーフィット ブラック Free SK-828 12998 プロテクター CE規格レベル2

プロテクターを着用する目的は不慮の事故から自分の体を守ること

プロテクターを着用する目的は、言うまでもなく自分の体を守るためです。

ですので、まず最初に考えたのは安全性です。

 

「どのプロテクターが頑丈なのか?」

自分の体へのダメージを少なくしてくれるのは、どのプロテクターなのか?」

を考えることが大切ですよね。

 

ついつい見た目のデザイン、夏場の暑さ価格ポイント還元率販売ランキングなどにも目が行きがちでしたが、まずはプロテクターの保護性能について考えることにしました。

CE規格について

プロテクターの保護性能とはいうものの、自分自身で事故の実験をする訳にはいかないので、どのプロテクターの保護性能が高いのかは素人には分かりません。

 

ところで、プロテクターのカタログ情報をいろいろ見ると、「CE規格」「CE規格レベル2」などの文言が目に留まります。

 

どうやら、プロテクターの性能を評価する規格に「CE」があることが分かったので、もう少し調べることにしました。

CE規格とは、CEマークとは

CEはフランス語のCommunauté Européenne(欧州連合の前身である欧州共同体)やConformité Européenne(ヨーロッパ適合)に由来している様子です。(Wikipediaより)

 

そして、EU(欧州連合)の法律で定められた安全性能基準を満たすことで、CEマークを表示することができます。

CEマークはこんなデザインです。

 

 

電化製品の裏面やアダプターをよく見ると付いていますよね。

バイク用プロテクターのCE規格

バイク用プロテクターのCE規格はその保護部位によって3つの規格(肘・膝などの関節、背中・脊髄、胸部)に分類され、欧州統一基準(EN規格)に基づいた試験を経て認証されます。

その試験は約2.5㎏のストライカ(重り)を2mの高さから落下させた場合にプロテクターを通して身体に伝わる力(kN<キロニュートン>)を測るというもので、試験に合格したプロテクターはその衝撃吸収の度合いによってレベル1とレベル2に分類されます。

コミネのHPより一部転載

仮に生身の体でこのテストをするとしたら、メチャクチャ痛そうなテストですよね。(もちろん人体はテストで使用しませんが♪)

プロテクターの評価ですが、プロテクターを通して身体に伝わる力」を測定するので、力が小さいほど高性能(≒身体へのダメージが少ない)ということになります。

CE規格 EN1621-1、EN1621-2、EN1621-3の違い

上述の通り、バイクのプロテクターに関連するCE規格は3つの規格があるのですが、具体的にはEN1621-1EN1621-2EN1621-3です。

1,2,3の違いは体の部位による違いです。

 

EN1621-1 Protectors for Limb Joints (Elbow, Knee, Shoulder, Hip)

関節(肘、膝、肩、臀部)を対象部位とした規格

 

EN1621-2 Back/Spine Protectors

背骨、脊髄を対象部位とした規格

 

EN1621-3 Chest Protectors

胸部を対象部位とした規格

 

ネットでEN1621を検索すれば、CE規格の原文に到達できると思ったのですが、有料の様子です。

例えば胸部のEN1621-1は56$もします。。

最初の数ページしかサンプルがないので、原文の詳細な情報までは把握できませんでした。

興味のある方は、下のリンク先からどうぞ。

 

【EN1621-1】

Motorcyclists’ protective clothing against mechanical impact – Part 1: Motorcyclists’ limb joint impact protectors – Requirements and test methods

 

【EN1621-2】

Motorcyclists’ protective clothing against mechanical impact – Part 2: Motorcyclists’ back protectors – Requirements and test methods

 

【EN1621-3】

Motorcyclists’ protective clothing against mechanical impact — Part 3: Motorcyclists’ chest protectors – Requirements and test methods

CE規格 レベル1とレベル2の違い

レベルが上がるほど、事故時に体に到達する力が減ります。

つまり、レベル1とレベル2を比べた場合、体を保護する性能が優れているのはレベル2となります。

ですので、プロテクターを買う時は、CE規格を認証済みかどうかだけでなくレベルも確認する必要があります

【要注意】どの部位に対してCE規格を取得しているかを確認すべし

胸部プロテクターを買う時に最も注意しなければならないことは、「CE規格認証済み」であっても、それはプロテクター全体のことを言っている訳ではないということです。

CE規格は身体の部位毎に認証されるということです。

胸部プロテクターが保護する部位は、胸、背中、脇腹ですが、背中・脊髄部のCE規格が認証できていたとしても、胸部が認証できているとは限りません

ですので、商品の説明文をしっかりと読む必要があります

 

コミネ SK-694

SK-694は人気の高い商品で、Amazonのランキングでも上位です。ゴツゴツしていないデザインがカッコいいので、デザインで選ぶならコレと考えていました。

ですが、肝心の胸部にはCE規格の表記がありませんCE規格レベル2なのは脇腹の部位だけの様子です。背中・脊髄CEとだけ書かれていますのでレベル1と想定しています。

ってことは、一番肝心の胸部はCE規格の認証が取れていない?!と思えてきます。

確かに他の2つのプロテクターに比べると、あまり頑丈そうに見えない。。

 

 

コミネ SK-820

SK-820は背中・脊椎部がCE規格レベル2です。

ただし、胸部についてはCE規格の言及がないように思われます。また、脇腹はほとんど保護されない構造のように見えます。

 

コミネ SK-828

SK-828胸部、脊髄部共にCE規格レベル2の保護性能があります

また、脇腹も守られる構造のように見えます。

僕が検討した3種類のプロテクターの中では値段が一番高いものでしたが、価格差は数百円~1,000円程度の違いですので大きな違いではありません。

 

一つだけ気になったのは、他のプロテクターと違ってサイズが一種類(フリー)しかないことです。

僕は日本人の平均的な体型なので、レビューを読んでいる限り問題なさそうだったので、SK-828を買うことに決めました。

【要注意】コミネの偽物(コピー商品)が出回っています

コミネのホームページにも「偽物注意」の情報が掲載されています。

僕はプロテクターを購入した後でこの情報を知ったので、かなり焦りました。

果たして自分のプロテクターは本物なのだろうか。。。

ATTENTION
悪質なコピー商品にご注意ください!

インターネットオークションサイトなどでKOMINEのコピー商品が確認されています。弊社でも随時、疑わしい商品を購入確認しコピー商品が流通していることを確認しておりますが、年々コピー商品が多様化し、ますます状況は深刻になっています。

発送元が[海外]となっているものは100%コピー商品です。
コミネの国内流通形態において弊社を通さずに海外から直接発送することは一切ございません。

コミネではコピー商品に対する修理、保証は一切受け付ける事ができません。
弊社ではコピー商品に関する情報を随時受け付けております。

コピー商品が疑われる場合は弊社までお知らせいただけますようよろしくお願い致します。

コミネのサイトより転載

 

確かに、Amazonのレビューをよく見てみると、商品によっては「偽物をつかまされた」というコメントがあります。

【Amazon】KOMINE バイク グローブ

本物と偽物の見分け方

コミネの正規品には偽造防止ラベルをスマホのカメラで接写すると「OK」という文字が画面に表示されます。

僕は購入したプロテクターを早速取り出して、コミネのロゴをスマホのカメラで撮ってみました。

 

えっ…

 

どこにも「OK」の表示なんて無いのですが。。。

 

もしかして、ニセモノ??

 

かなり焦っています。

 

もう一度コミネのホームページに書かれている内容をよく読んでみました。

 

「カメラで接写」と書いてあります。

 

なるほど、接写ね。

 

そこで偽造防止ラベルがピンボケで見えなくなるぐらい、スマホのレンズを近づけてみると、あら不思議

写ってました♪

OKの文字が見えます。

 

記念にもう一枚

 

あーー、本物で良かったです。

 

僕はこのプロテクターをAmazonで買っています。

出荷元販売元が両方ともAmazonだった(※)ので、偽物をつかまされることはないと考えていましたが、「OK」の表示が出てこなかったときは焦りました。

 

普通にラベルを撮影してもダメなんです。接写することがポイントです。

 

(※)Amazonのマーケットプレイスで買い物をする時は要注意です。販売元が海外の場合は100%偽物ですので買わない方がいいです。

コミネの別の商品ですが、Amazonで偽物をつかまされたかも?というレビューがあります。

 

 



 

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