普通二輪(MT:400cc)技能教習7日目となった本日の教習は、前回に引き続き一本橋、スラロームを行った後、S字、クランクと新たなコースを走りました。
前回の課題であったスラロームは7.7秒を出すことができ、初めて規定タイムをクリアできました♪
今日も1時限だけの教習にしていますが、頭と体がヘトヘトに疲れました♪
ですが、一本橋もスラロームも成功確率が上がってきているので心地よい疲労感です。
次回は坂道発進をやるということでした。また、第一段階の見極めで走るコースを覚えておくように指示がありました。
(1)発進
振り返ってみると、本日はエンストこそありませんでしたが、まだスムーズな発進とは言えません。ですが、前回よりは確実に発進までの時間が少なくなっているように感じます。
今までだと、「発進しよう」「アクセル回して回転数上げる(ここでワンテンポ遅れる)」「半クラ」と言う感じで、時間がかかっていましたが、回転数を上げるまでの動作が(若干ですが)早くなってきている感じがします。
(2)一本橋
初回に比べると成功確率が上がってきている感じがしますが、最初の方は乗った後ですぐに落ちてしまうことがありました。
原因は、後輪が一本橋に乗る前に減速してバランスを崩しているからだと教官から教わりました。また、ニーグリップが不十分という指摘もありました(これはスラロームも同様)。
ニーグリップが十分でないために、上半身に力が入っていた様子です。
(3)スラローム
規定タイム(8秒)を切ることができた時は、思わず「よしっ」とガッツポーズをとってしまいました。やればできますね。
ただし、その後は8秒台に戻ったこともあるので、もう少し練習が必要です。
(4)クランク、S字
本日初めてクランクとS字をやりましたが、どちらも順調でした。
途中で足を着いたり、パイロンに当たったりすることがなかったので、割と得意なのかも知れません。
本日の教習内容
例によってウォーミングアップで周回コースを3周ほどした後、一本橋とスラロームの練習からスタートしました。
一本橋
僕はスタート時のスピードが遅く、後輪が一本橋に乗る前に減速してふらついた結果、リカバリーできず橋から落ちてしまうことが2~3回ありました。
教官からは、「もう少し勢いよくバイクを乗せた方が安定する」という指摘がありましたので、スタート時の速度を上げることを意識した後は比較的安定して一本橋を渡れたと思います。
ただし、まだ70%ぐらいの成功確率だと思いますので、次回はもっと確率を上げたいと思います。
検定時はタイムを意識することよりも、落ちなければいいぐらいのつもりでやろうと思っていますので、とにかく橋から一度も落ちなくなることを目標に次回はトライしてみます。
スラローム
今日も教官からいくつか有益なアドバイスがありました。
(1)速度調整について
「スラロームに入る前の速度が遅すぎる。2速で適正な速度になる前にスラロームに入っているのでタイムをロスしている」
「速度が遅すぎる原因は、フロントブレーキを使ったブレーキ操作がちゃんと身についていないから」
「スラローム中はリアブレーキだけの調整でよいが、普通の道ではフロント・リア両方でブレーキングする習慣をつけること」
「いつでも・どこでも直ぐに止まれる自信がないから、(怖がって)十分な加速ができていないように見える。その結果、タイムをロスしている」
うーん、なるほど。。教官の言う通りだわ♪
これはスキーと同じですね。いつでも・どこでも止まれたら、思い切ってスピード出せますからね。
(2)走行ラインについて
「視線が目前のパイロンに向いている。もっと先を見ながら次のラインを考えて」
「パイロンを前後方向に通過するのではなく、左右方向に通過するつもりのライン取りを意識した方が良い」これは、僕が最短経路で行こうとし過ぎて、最後の方で曲がり切れなくなって減速していた為です。
(3)走行姿勢について
曲がる際に車体よりも頭が内側に入っていた様子です。教官からは「そこまで頭を傾ける必要はない」という指導がありました。恐らくバイクを寝かそうと意識し過ぎた結果として、頭の位置がずれてしまっていたのだと思います。
(4)ニーグリップ
一本橋とスラロームの練習の途中で、一度8の字を回る練習を行いました。
教官の話では
「8の字の時はニーグリップがしっかりできているが、一本橋やスラロームになるとニーグリップが甘くなっている」
との指摘でした。上半身の力を抜くためにも、次回はニーグリップをもっと意識しようと思います。
S字カーブ、クランク
本日初めてS字カーブとクランクに挑戦しましたが、特に問題となるようなことはありませんでした。
2速に入れた状態で、若干半クラにしたり、リアブレーキをかけたりしながら速度調整を行って無事に通過することができました。
低速での走行ですので、よほどのことがない限り、フロントブレーキを使う必要がないです。
特にハンドルが曲がった状態で咄嗟にフロントブレーキを握ってしまうと、フロントフォークが沈み込んでバランスを崩し、足つきや立ちごけのリスクが高まるので注意が必要です。
今日の教習では途中で足を着いたり、パイロンにぶつかったりすることがなかったですし、教官からも指摘事項がなかったので、とりあえずOKの様子です。
再びスラロームと一本橋へ
S字カーブとクランクは3回ぐらい実施して何も問題がなかった様子だったので、残りの時間はスラロームと一本橋に戻って何度も練習を行いました。
冒頭に紹介した通り、この日の教習の最後の方でスラロームの規定タイム(8秒)を初めて切ることができました。本日の最速は7.7秒です。
前回クリアできなかったタイムを今回クリアできたのは素直にうれしいですね。
ベストタイムを出した時に、教官から「途中のアクセルワークが良かった」とほめられたのも自信につながります。ほんの一瞬アクセルを入れてすぐに戻す操作ですが、それがないとタイムが縮まっていきませんからね。
本日の教習まとめ
今日はスラロームの規定タイムをクリアできたのが最大の収穫です。
あと、S字やクランクもスムーズにクリアできたので達成感がありますね。
橋に乗る際の速度が遅すぎないように注意する。ニーグリップが甘くなりがちなので注意【スラローム】
勝負はスラロームに入る前から始まっている。スムーズにスラロームに入るために、必要な速度まで上げた状態でスラロームに入る。
【みきわめコース】
「コースを覚えておいてください」と2人の教官から連続して言われているので、3日ぐらい前から何度も地図を見ながら覚えるようにしています。
ですが、まだ一度も走ったことのない道があるので、覚えにくいのが正直な感想。
僕の覚え方としては、道順を丸暗記するよりも、やることを中心に覚えるようにしています。
具体的に言うと、スラローム⇒一本橋⇒クランク⇒S字という順序をまず覚えて、その場所に行くための道のイメージを覚える感じです。
次回も楽しみながら頑張ろう!
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