【普通二輪免許教習所体験記】第1段階⑩「みきわめ」では何をやるのか?

普通二輪免許
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第1段階みきわめ用のコース4回走りました。

1回目:僕+教官(教官が僕の後ろをついて走る)
2回目:単独走行
3回目:単独走行
4回目:僕+教官(教官が僕の後ろをついて走る)

 

(1)みきわめコース
事前にみきわめ用のコースを完全に頭に入れておいたので、コースが分からなくて困ることはありませんでした。

 

(2)坂道発進
前回の振り返りを活かして、エンジンの回転数を5000回転ぐらいに上げた状態を保ちながら半クラの時間も長めに取る(上り終えるまでは半クラ)ことで、エンストすることなく坂道を通過することができました。

 

(3)スラローム
制限時間の8秒をおそらくギリギリクリアできているぐらいだと思います。パイロンにぶつかったり、足をついたりはしていません。

 

(4)一本橋
一本橋も制限時間の7秒をギリギリクリアできるぐらいの時間だったと思います。
橋に乗れなかったり途中で落ちたりすることは一度もありませんでした。

 

(5)クランク・S字
クランクは最後のコーナーのところで失速してバランスを崩しそうになりましたが、クラッチをつなぐ量を増やして立て直せたので、足をついたりパイロンにぶつかったりすることなく何とか通過できました。

S字は全く問題なく走行できました。

 

みきわめの結果は一発合格(※)でした!!(祝)

 

今日の教習は朝一番だったのですが、朝食が全部食べられないぐらい緊張していました。

それでも、なんとか一つ目の関門を通過することができたので、達成感があります。

 

僕は第1段階の最初の方で2回連続して補習を受けていますので、本当に普通二輪の免許が取れるのだろうか?」と不安な気持ちになったこともありましたが、なんとかここまで来れました。

 

第1段階の目標の1つである「車両特性等に応じた基本的な走行ができる」という審査に合格できたのは素直にうれしいですし、少し自信もつきました。

 

(※)教習原簿を見ると、みきわめでは合格のことを「良好」と言うようです。




本日の教習内容〜第1段階「みきわめ」で何をやるか〜

本日の教習は教官1人に対して教習生が2人でした。

僕と一緒に教習を受けた方は、本日初めて一本橋を行う感じでした。

教官はその方の教習に時間を割く時間が多かった為、僕1人でみきわめコースを走る時間が結構ありました。

 

みきわめの時は、教官が僕にずっとつきっきりで見ているのかと思っていたので、気持ち的に少し楽でしたね。

 

それでは、本日のみきわめの内容について詳しく紹介していきます。

第1段階みきわめコース走行 1回目(いきなり教官から停止指示(汗))

いつもと同じようにウォーミングアップで教官と一緒に周回コースを3周した後、みきわめコースの発着点に向かいました。

 

教官から

みきわめコースを覚えていますか?

と尋ねられたので、

 

僕は

はい、大丈夫です

と答えると、

 

「では、早速走ってみましょう。私はあなたの後をついていきます」

と教官から言われました。

 

いよいよ第一段階みきわめのスタートです。

一旦エンジンを止めてサイドスタンドを立て、バイクから降りて改めてスタートします。

 

ですが、200~300mぐらい走ったところで教官が白バイのような猛スピードで僕を追い越し、止まるように指示されました。

 

(え、いきなりみきわめ終了???)

と焦りました。

 

教官の話を聞くと、片側二車線ある道路を右折する際に、右側の車線に寄らずに左側の車線から右折してしまった様子です。。。

 

(そりゃあかんよな!!いきなりやらかした。。)

 

と心の中でつぶやきながら、教官からお手本となる走行を見せてもらいました。

 

教習所のコースって公道と異なって、途中から二車線になっていたりするので、僕は右側の車線を対向車線と勘違いしていました(完全な言い訳)

 

教官からは指導を受けただけで、「それじゃあ、次に行きましょう」と言われ、みきわめは継続しました。

検定試験ではないので、みきわめ中に何かやらかしたとしても、いきなりアウトになることはなさそうです(※)。

 

(※)もちろん、相当酷い事態となった場合は、途中でみきわめが中止となることもあると思います。

第1段階みきわめコース走行 1回目(坂道発進)

気を取り直して坂道発進の場所に向かいます。

ここでは坂道発進時に停止する位置が前すぎて教官から指導を受けました。

 

どうやら前輪が上り坂を登り切る直前ぐらいのところで停止していた様子です(汗)

(前回の教官の時はこの辺から坂道発進をしたような気がするんだけどな。。)

と思ったりしましたが、公道でもちゃんと坂道発進できるようになることが教習の目的と前向きに受け止めて、バイクに乗ったままブレーキを少しずつ緩めて上り坂を後退しました。

 

坂道発進では、「平坦な道よりもアクセルを回して回転数を5000回転ぐらいで安定させることが最大のポイント」ということを意識して発進しました。

結構大きなエンジン音になりますが、エンジン音が大きいことよりもエンストや後退しないことの方が大切なので、構わずに5,000回転ぐらいを保てる位置までアクセルを回しました。

 

それから、半クラの時間も長く取るように心がけました。具体的には坂を登り終えるまではていねいに半クラをキープして進ませていく感じです。

 

今日の教習車は半クラになるクラッチレバーの位置が少し遠目だったので、やりにくい感じがしましたが、なんとかエンストすることなく坂道発進できました

 

備忘録として、坂道発進のコツをまとめておきます。

  • 回転数は多め5000回転くらい)で安定させる。エンジン音がでかくなってもビビらない
  • 坂を登り切るまでは半クラをていねいにキープ
  • 坂を登り切ったところで完全にクラッチをつないでアクセルを戻す
  • 急激にエンジンブレーキがかかると、前にガクンとなるので、アクセルの戻し方もていねいに行う
  • 下りは1速でクラッチをつないだ状態で下りる。クラッチには触れない。エンジンブレーキ+リアブレーキで速度調節をしながら坂を下りていく




第1段階みきわめコース走行 1回目(スラローム・一本橋)

第一段階のみきわめコースの中でスラロームと一本橋はポイントとなる課題ですが、今日のみきわめでは教官から何も指導されることがありませんでした

スラロームではパイロンに接触することなく、目標ギリギリぐらい(8秒以内)で通過できていると思うのですが、教官からタイムは言われませんでした。

 

一本橋についても、途中で落ちることなく通過できたのですが、自分のタイムは教官から伝えられませんでした。

 

また、走り方の指摘やアドバイスなどもなかったので、拍子抜けした感じです。

第一段階のみきわめとしては特に問題なかったものと勝手に解釈しています(超ポジティブシンキング♪)

第1段階みきわめコース走行 1回目(S字、クランク)

S字は得意です。1回目は2速で進入してしまいましたが、特に問題なく通過できました。

 

クランクは初めて走った時の方が上手くできた感じがします。前回のAT教習の時にクランクの途中で足をついてしまったので、今日のみきわめでは妙に緊張して上半身に力が入っていたかもしれません。

 

クランクの最後の曲がり角で若干バランスを崩しかけたのですが、半クラをゆるめて推進力を出すことで、足をついたりパイロンにぶつかることなく何とかクリアできました。

 

教官からは何も言われませんでしたが、今日は目線が下を向き過ぎていたのかもしれません。

 

僕はアクセル+半クラ+リアブレーキの3点セットで低速走行のバランスが取れるMT車の方がやっぱり好きですね。AT車はまだ慣れていないだけかもしれませんが。。

第1段階みきわめコース走行 教官からの指摘事項

みきわめコースを1周したところで一旦停止し、教官からの話を聞きました。

教官からの指摘事項は以下の2点でした。

  • ウィンカー点けっぱなしが多い
  • バックミラーの調整が不十分
  • 右折時に小回りすぎる(これは第二段階でやることと前置きがありました)

一本橋、スラローム、クランク、S字、坂道発進に関する指摘は何もなかったので、大きな失敗は無かったのかなと思いました。

第1段階みきわめコース走行 2回目、3回目 単独走行

その後教官から「しばらく1人でみきわめコースを走っていてください」と言われたので、僕は引き続きみきわめコースを1人で2周走りました。

 

僕が要所要所を走行する際に、教官は遠くから僕を見ていたのだと思うのですが、僕には教官からの視線を感じるほどの余裕がありません。ひたすら一つ一つの検定項目に集中して走行していきます。

第1段階みきわめコース走行 4回目 みきわめ最終チェック?

1人でみきわめコースを2周走った後、いつの間にか教官が僕の横に来ていました。

「それでは最後にもう1周みきわめコースを走ってください」

と教官から言われて走ることになりました。今度は1回目と同様に、教官が僕の後ろからついてくるような感じです。

 

(今日は既にみきわめコースを3周走って大きな失敗はなかったよね)

と心の中でつぶやいていました。

 

ですので、教官が後ろからついてきてはいるものの、一つひとつの検定課題をていねいにクリアすることに集中して運転できました。

 

今の僕には気をつけるポイントがたくさんあります。

例えば、道順ギアチェンジのタイミングや、ニーグリップ腕の力を抜く、行き先を見るフロント+リアブレーキを用いたバランスの良い減速などです。

みきわめを振り返ってみると、ほどよい緊張感の中でしっかり集中している理想的な状態だったような気がします。

 

かっこよく言うと、「ゾーンに入れた」って言うのかな。。(話を盛りすぎ?)

 

一本橋では橋に乗るタイミングで若干右側に進路が外れかかったのですが、ニーグリップとハンドル操作で何とか立て直して渡り切ることができました。

 

結局本日のみきわめでは一本橋から落ちることは一度もありませんでした

一本橋4戦4勝です♪

 

一本橋とスラロームについては、教官から何もコメントがありませんでした。教習後にタイムを聞いておけばよかったと思いますが、そんな余裕はありませんでした(汗)

 

教習原簿を最後に返される際に教官から

みきわめ合格となりますので、帰りに受付で段階変更の手続きをして帰ってください」

と伝えられ、僕の第1段階みきわめ無事一発合格となって終了しました。




普通二輪(MT:400cc)第1段階の振り返り

第一段階が終了したので、教習原簿を見ながら第一段階を振り返ってみました。

 

免許取得を誰かと競争している訳ではないのですが、このページをご覧のあなたは

他の人ってどんな感じで進んでいるのだろう?」

「自分って普通なのかな?出来が悪いのかな?」

という好奇心がわきますよね。

 

これから普通二輪の免許を取ろうとお考えの方や、今現在第1段階を教習中の方の参考となる情報となれば幸いです。

普通二輪(MT:400cc)入校手続き日から第1段階みきわめ合格までに何日かかったか?

自動車学校の入校日から第一段階のみきわめ合格した日までの日数は23日間でした。

そのうち、自動車学校に行った日は11日です。

 

自動車学校の定休日や自分の都合が悪い日などがあるので、毎日教習を受けることは難しかったのですが、振り返ってみると約2日に1回は自動車学校に行っていたような感じですね。

僕が1日に2時限の教習を受けなかった理由

バイクの予備知識や原付の乗車経験がほとんどない僕には、第1段階の最初の方ほど教わる情報量や体得すべきテクニックが多く、実際に教習を受けてみると頭も体もパンクしそうになったからです。

 

1日に2時限教習を受けた日が1回だけありますが、それ以外の日は全て1日1時限の教習となるように予約を入れました。

 

あと、2時限連続して教習を受けた場合、最初の1時限目で補習が言い渡されると気分的に沈みがちなので、うまくいかなかった日は一旦帰宅して頭と心をリセットしたいと思ったことも理由の一つです。

 

今のところ僕には1日1時限の教習がちょうど良いです。

家に帰ってこのブログを書きながら、その日に習ったことを振り返り、次回気を付けることやトライすることなどを整理する時間が取れるのも有益だからです。

第1段階で何時間補習(追加教習)を受けたか?

僕は2時限の補習を受けました。

教習開始直後の2日目に補習を言い渡されたので、結構ショックでしたが、今となっては補習が必要だったなと感じます。

発進、停止、ギアチェンジ、曲がるといった基本的なことが十分できていなかったですし、何よりも恐怖心があったからです。

(今でも多少怖いと感じることがありますが、最初の頃は音やスピードに対する恐怖心がかなりありました。)

 

教官はどんな基準で補習を言い渡すのかが気になるところですね。教官によって評価基準にばらつきが出るといけないので、明文化された評価基準があるような気がします。

例えば、「○○が△△回できていなかったら補習」のように、定量的に評価できる基準と、「発進時のふらつきが激しい」とか「視線が悪い」のような定性的な評価基準が想定されます。

 

2時限分の追加講習費用をどこかのタイミングで支払う必要があるので、そのタイミング(※)となったらまた紹介します。

(※)補習の費用は卒検受検直前に支払いました。(3,400円×2回=6,800円

 

 

次回からは第2段階の教習所体験記を紹介していきます。

この調子で夢に向かってがんばるぞ!

【免許取るまで読まないで】ビッグバイク乗りこなし自由自在

ビッグバイク乗りこなし自由自在[雑誌] エイムック

なぜかと言うと、教習所でやるとNGな運転方法が満載だからです♪

例えばブリッピングシフトダウンは実践では身につけておきたい運転テクニックの一つですが、教習所でやると減点or注意される可能性があります。

 

僕が役に立ったと感じた項目を下に記します。

握る、離すだけじゃないレバーストローク

ブレーキの強さは”緩めて”調整する

ギクシャクしないシフトアップの極意とは?

シフトダウンのショックは”回転合わせ”で消す!

”ロール軸”を意識すれば軽快にバイクが傾く

座る位置を変えれば簡単に曲がれる

苦手カーブ克服術(回り込んだヘアピン、先の見えないブラインド、下りカーブ、右カーブ、回り込んだカーブやS字カーブ)

 

特に「ギクシャクしないシフトアップの極意」は目からウロコの内容でした。クラッチをほとんど切らずに一瞬で操作するという発想が、僕には無かったからです。

この本のおかげで、乗り心地が良くなっただけでなくシフトチェンジ前後のエンジン音が心地よいサウンドに変わってきました。

 

ビッグバイク乗りこなし自由自在[雑誌] エイムック

バイクに上手く乗るために読んでおきたい本~理想的な運転を知ることが大切~
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