【普通二輪免許教習所体験記】第1段階⑨普通二輪AT車(オートマチック車)教習で何をやるのか?~

普通二輪免許
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自動車のAT車はマニュアルに比べて運転が簡単なのでリラックスして臨んだのですが、中型バイクのAT車の運転は意外と難しかったです。

 

というか、全然上手く走れた感じがしませんでした。

AT車の運転もかなり技術が必要ということがわかりました。油断できませんね♪

 

特に低速でバランスをとりながら走ることができず、一本橋は橋にさえ乗れない状況でした。

また、MT車では一度も足をついたことがなかったクランクでも途中で足をついてしまうという状態で、

「次回のみきわめ本当に大丈夫なのか??」

という後味の悪い状態で教習を終えました。

 

【今日の振り返り】
(1)中型AT車の運転
MT車とは異なる特性がいくつかあるので、練習が必要だと感じました。・車と違ってバイクのAT車にはクリープ現象がないので、低速でもアクセルを回し続ける必要があります。
ホイールベースが長いので曲がりにくい。
ニーグリップできないので、バランスを取りにくい。足がふらつく。
・転倒したバイクを引き起こすのは何とか一度でできましたが、センタースタンドに立てるのは教官の助けが必要でした。(2)AT車を使ったみきわめコースの走行
・みきわめコースはこの3日間ぐらい毎日自宅でイメトレしていたので、ほぼ完全に頭に入っている状態。コース間違いの心配はなさそう

本日の教習内容

張り切りすぎてしまったのか、着替えをする際にゼッケンを付けるのを忘れてしまいました。。。

以前はヘルメットのあご紐を締め忘れたりということもあり、着替えのタイミングでもいろいろとやらかしています。

ゼッケンをつけ忘れてしまうと、一旦ヘルメットを脱がなきゃいけないので1〜2分ぐらいロスしてしまうんですよね。。

AT車の特徴(MT車とのちがい)

初めにMT車とAT車とのちがいについて教官から説明がありました。

・リアブレーキは左手(自転車と同じ)
・MT車に比べてホイールベースが長いので、小回りしにくい
・MT車に比べてタイヤのサイズが小さいので、段差を吸収しにくい
・転んだ時にMT車に比べて隙間が少ないので、バイクに足が挟まると大けがになる。乗車する際はつま先がバイクの外に出ないようにする
・MT車に比べてエンジンブレーキが効きにくいので、ブレーキのタイミングは若干早めにする

など、実車を見ながら教えてもらいました。

車のAT車と違ってバイクにはクリープ現象が無いということも、この時に教わりました。

AT車を使った取り回し(8の字、バイクの引き起こし)

MT車で初めてやった教習と同じことをAT車でもやりました。

まずはエンジンをかけずに8の字コースを押すことからスタートしました。

バイクを傾けないようにすると、バイクを支える力がほとんど要らなくなることを自然に体感できたので、それ以降は割と楽にバイクを押せたと思います。

 

倒れたバイクの引き起こしは、MT車と同じ要領でやりました。

ハンドルを両手で持ってブレーキを握った状態で、腰を低くしてシートの横に当てて、足の力で一気に引き起こすやり方です。

てこの原理を上手く活用するというよりは筋力で上げた感じなので、自分としては今ひとつの出来ですが引き上げられたのでOKとしましょう。

低速運転(8の字)

続いて8の字で低速運転です。

教官の後をついていくのですが、アクセルの回し方が十分でなかったり、アクセルを開けるタイミングが遅かったりして、初めのうちは何度も足を着きました。

前に進む推進力が欲しいと思ってアクセルを開いてから、実際に後輪が動き始めるまでに時間差(タイムラグ)がある感じがするのですが、その間に失速して足を着くといった感じでしたね。

途中でそのタイムラグが分かってきてからは、アクセルONのタイミングを1テンポ早く取るようにできたので、バランスを崩しにくくなって8の字の走行ができるようになりました。

また、初めのうちは、足が左右にパタパタと動いてしまっていたので、教官から「足を動かさないように」と指導がありました。

 

リアブレーキをかけながらアクセルを回すとバランスがとりやすくなる」と教官から習ったのですが、少し試したところで周回コースを走ることになりました。

周回コース、急制動

周回コースは単にアクセルとブレーキの操作だけですので、MT車に比べると格段に楽です。

ですが、ニーグリップができないので膝が落ち着かない感じです。膝が安定しないと上半身に力が入ってしまうので、周回コースを走っているだけでも疲労感があります。

 

急制動もMT車と同じことをやりました。

指定された直線を30km/hで走行して、①フロントのみ、②リアのみ、③フロント、リア両方の順で急制動をかけ、停止距離の違いを体感します。

確かに制動距離を短い順に並べると、③<①<②となっていることが体感できました。

 

最近のバイクではコンビブレーキ(※)といって、リアブレーキをかけた時にフロントブレーキもバランス良くかける機能が備わっているものもあるということをこの場で学習しました。

※僕が通っている教習所のAT車にはコンビブレーキの機能がついているそうです。

AT車を使った「みきわめコース」の確認 次回のみきわめ大丈夫か?

本日はみきわめ直前の教習なので、MT車を使ってみきわめコースを走る練習がしたかったのですが、なぜかAT車での教習です。

コースはほぼ完全に頭に入っていたので、車線変更のタイミングの確認を中心に教官から指導を受けました。

 

ですが、クランクも一本橋もAT車ではまともに走ることができなかったのが、かなり後味が悪い感じです。。。

 

クランクは今まで一度も足をついたりしたことがなかったのですが、AT車では速度調整が難しくて失速してしまい、足をつかざるを得ませんでした。転ぶよりはいいですけどね。

また、一本橋はスタート時にふらついてしまうと一本橋に乗るまでにバイクの向きをリカバリーすることが難しく、2回チャレンジしたのですが一度も一本橋に乗ることができませんでした

 

本日の教習まとめ

AT車にはAT車なりのテクニックが必要だということがよく分かりました。

あまりうまく運転できなかったせいか、MT車の方がやっぱり好きですね。自分でバイクを操縦している感じがしますから。何よりエンジン音が大好きですから。

【AT車】
・低速時の運転はアクセルを開けるタイミングと量+リアブレーキのバランスが大切。
・ニーグリップが使えない分、バイクを傾けるのが難しい。(1時限の教習だけでは、スムーズにカーブを曲がるところまではつかみきれなかった)【みきわめコース】
・コースはほぼ頭の中に入っている
・次回のみきわめでは今日のAT教習のことは忘れて、今までMT車でやってきたことを一つひとつ確実にやることに集中しよう
次回はいよいよ第一段階のみきわめです。

追伸:
教習所から帰った後で、自転車を使って一本橋の練習をしました。といっても低速で白線の上を走るだけですが、意外と練習効果ある感じがします。ハンドルを小刻みに動かすとか、腕に力を入れないといったことは自転車でも習得できますからね。

 

【普通二輪免許教習所体験記】第1段階⑩「みきわめ」では何をやるのか?
(1)みきわめコース みきわめのコースを完全に頭に入れておいたので、コースが分からなくて困ることはありませんでした。 (3)スラローム 制限時間をギリギリクリアできたと思います。パイロンにぶつかったり、足をついたりはしていません。 (4)一本橋 制限時間の7秒をギリギリクリアできるぐらいの時間だったと思います。
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