普通二輪免許を取る際に「教習所でどんな事を習うのか?」を僕の体験記として紹介します。
1時限毎の教習内容に加え、僕の失敗談や心が折れそうになったこと、免許取得までにかかった費用などもリアルな記録として残しています。
はじめに〜このブログの読み方・プロフィール〜
このページを下までスクロールして頂きますと、第1段階の初回から卒業検定(卒検)までの全体像が分かります。
それぞれの教習項目毎に別ページに移れるようになっていますので、興味のある教習内容のページから読んで頂くのが効率的な読み方です。
もちろん、最初から順に読んでいただいても構いません。全部読むと40,000字ぐらいのボリュームになってしまったので、ちょっと大変かも知れません♪
教習の最初の頃はかなり苦労しました
僕は約1か月かけて教習所に通って、無事に普通二輪免許(MT:400cc未満)を取ったのですが、決して順調な教習ではありませんでした。
特に第1段階では、とても苦労しました。
第1段階2回目の教習時に教官からいきなり補習を宣告され、2時限オーバーしています。
アクセル・ブレーキ・クラッチの操作が難しく感じた事と、バイクの重さ、加速感、本当は好きなはずだったエンジン音に対する怖さがあって、最初の頃は思うようにバイクに乗れませんでした。
そんな僕ですが、第1段階の途中ぐらいから少しずつ慣れてきて、みきわめや卒検は一発合格(※)できました。
このブログですが、実は自分自身が一番何度も読み直しています♪
教官から言われたことって時間とともに忘れてしまうんですよね。
そんな時に、「前の時間に教官から何を教わったかな?」という備忘録としてとても役に立ちました。
(※)普通二輪免許取得後すぐに大型二輪免許の教習を申し込んで、1時限もオーバーすることなく大型二輪の免許も取りました。
僕のプロフィール
- 年齢:アラフィフ(もうすぐ50歳)
- 普通免許(自動車免許):30年以上前にMTで取得しました。免許証には「中型車は中型車(8t)に限る」と記載されています。
- バイク経験:ほぼ0です(学生時代に友人の原付を借りて1度だけ乗ったことがあります)
- 運動:普段ほとんど運動をしていません
普通二輪免許 第1段階 体験記
第1段階ではバイクの取り回しや基本的な乗り方を習った後、一本橋、スラローム、S字、クランク、坂道発進などの検定課題の教習を受けていきます。
緊張の初回教習です。
2回連続で補習(=追加教習)を宣告されて、一番凹んでいた頃です。
ようやく次の教習内容に進むことができました。
ですが、同じことを何度も教官から注意されたので情けないと思っていました。
初めて一本橋とスラロームに挑戦しました。
教習中に転んだのはこの頃です。
スラロームでは7.7秒のタイムが出ました。規定タイム(8秒)クリアです♪
ちょっとバイクに乗れるような感じになってきて、「心地よい疲労感」などと偉そうなことを感想で書いています。
いよいよ第1段階みきわめが近づいてきました。教習所のコースを覚えるのが大変でしたが、コースを覚えるコツがあることに気づきました。
教習所を一人で走る時間が長かったので、リラックスできたのが良かった。
この頃からバイクが楽しくなってきたように思います。
免許取得後にAT(オートマ車)に乗るつもりはありませんが、教習では1時間だけAT車の教習があります。自動車のAT車と違ってバイクのAT車の運転は「めちゃ難」でした。
いよいよ第1段階みきわめ。朝ごはんが全部食べられないくらい緊張していました♪
第1段階みきわめの実施方法、実施内容を詳しく記事にしています。
また、自動車学校に入校手続きをした日から第1段階みきわめ合格までの日数を振り返っています。
一発でみきわめに合格できたので、少し自信がついてきました。
普通二輪免許 第2段階 体験記
第2段階は第1段階と比べて新たに習う項目が少なく感じました。
卒検に直接関係するものとして第2段階で新たに習う項目は、法規走行と急制動ぐらいです。
第2段階の初回はRS(Racing Simulator)を行いました。
本題からそれますが、この日の教習で75歳以上の高齢者講習って制度があることも知りました。
法規走行用のコースを新たに覚える必要がありました。
コースを覚えておくと、次にどこへ行くのか?で悩むことがなくなり精神的に楽になるので、とても大切ですね。
1日5分間、集中して地図を見るようにすれば、3日あれば記憶が定着してきます。
CS(Case Study)で習う内容は、自動車の運転でも役立つ内容が多かったです。
CSではバイクを運転しないので、少し退屈なのが欠点ですが。。。
第2段階に入ると、とてもスムーズに教習が進んでいく感じがしました。
第2段階4回目は体験学習的な位置づけの教習でした。
急制動では、早めに40km/hの速度に到達しておくとブレーキングのタイミングで余裕が生まれます。
スタート時の加速のコツが分かってきました。
教官から「加速がカッコいい」と言われて素直にうれしかった♪
RS(Racing Simulator)、学科教習
バイクは路上教習がないので、シミュレーターを使って街中での走行を想定した教習を行います。いきなり子供とぶつかってしまいました。。。
教官から第2段階みきわめや卒検に関する事務連絡があり、いよいよ教習も終盤に差し掛かってきました。
不整地、波状路の走行、異なる速度でのS字走行、Uターンはかなり難しく感じました。
ついに第2段階みきわめまで来ました。
第2段階のみきわめも一発で合格(良好)をもらえました。
普通二輪免許 卒業検定(卒検)
卒検の日の1日を詳しく紹介しています。
卒検の内容だけでなく、卒検前の説明、合格発表、合格後の事務手続きなども書き留めておきました。
また、卒検中に僕が考えていたことや、卒検合格のコツを受検者の視点でまとめています。
普通二輪免許取得費用、教習所に入る前に買ったもの
気になるお値段ですが、僕は合計114,600円かかりました。
都道府県の免許センターで免許を交付してもらう際の手数料(印紙代)も含みます。
教習所に入る前に、ヘルメットやグローブなどを買っておく必要があります。
ピンからキリまでいろいろありますので、優先順位を付けて買いました。
僕はヘルメットに一番お金をかけました。
バイクの免許を取った後で買うもの
一番大切なのはプロテクター(保護具)です。教習中は教習所でプロテクターを借りられたので買う必要がありませんでしたが、卒業後は必須です。
バイクを買う前にプロテクターを必ず買いましょう。
事故があってからでは遅いですから。
あなたの運転が上手だとしても、訳の分からない車に突っ込まれたら大けがしますから。
ドキドキの公道デビュー
僕は引き続き大型二輪のバイクを取ってから、公道デビューしました。